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AIで理論物理学?! その3

弦理論から、デューイ・B・ラーソンの「再評価された自然哲学(Reciprocal System of theory)」の方に話を戻します。
こちらの理論の時間の取り扱いは、どうなっているんでしょうか。



再評価された自然哲学における時間の概念

HAL君、先に示された「再評価された自然哲学(Reciprocal System of theory)」の理論では、時間の概念はどう扱っているのでしょうか。

HAL君 曰く『デューイ・B・ラーソンの「再評価された自然哲学(Reciprocal System of theory)」では、時間と空間は対等で互換性があるとされています。
この理論では、物質とエネルギーの世界が時間と空間の3次元に存在し、その一方で反物質と反エネルギーの世界が逆の3次元に存在すると主張します。
これらの次元は時間と空間の「再評価」に基づいています。』

鏡の様に、反転する空間と時間があるってことですね。

しかし、時間と空間は、互換性があるって、どういうことでしょう。
一度、デューイ・B・ラーソンの論文を読んでみないとなぁ。
理解できるかどうかは、別だけど…。

『ラーソンの理論では、時間は空間と同じく進行するものとされています。
つまり、時間は「流れる」ものではなく、「進行」するものと見なされています。
これは時間を物理的な「場所」のように見るという、従来の考え方とは大きく異なる視点です。』

空間を1点に固定すると、時間の進行は、なんとなくわかる気がする。
ただ、人間には、縦と横の平面空間の様に、時間も過去と未来の2軸は理解しやすいです。
しかし、もう1軸は、何でしょうか。

思考実験では、空間の場合、重力を外すと、高さを感じることができます。
例えば、海中。
例えば、宇宙空間。
そうでなければ、「平面」の動きが、高さを意識することができないんですよ。

空間における重力は、時間においては何でしょうか。
まさか、同じ重力なんですかね。
だとすると、空間における「高さ」に当たる軸は、時間においては何でしょう。

『しかし、このラーソンの理論は一般的な物理学界では広く受け入れられていません。
ラーソン自身も彼の理論が「再評価された自然哲学」であると認識していました。
つまり、彼の理論は物理学の一部ではなく、むしろ哲学として考えるべきだと主張していました。
そのため、ラーソンの時間に対する視点は物理学者たちにとっては異質なものであり、現代の物理学における時間の理解とは一致していません。』

たぶん、「数学によるモデル構築ではない」というところが、概念的な哲学といえる、ということでしょう。
それに、概念的な考察では、客観的な観察による実証には、向きにくいかもしれません。

でも、ここ、突っ込みたいですね。



時間の3次元化

HAL君、それは、時間の3次元化ということですか?
時間の概念を3次元化することで、統一理論として、事物の減少を合理的に説明できるはずですが…。

HAL君 曰く『デューイ・B・ラーソンの「再評価された自然哲学」では、時間が進行する3つの次元を持つとされています。
ラーソンは時間と空間の双方について3次元を持つとすることで、物理現象を対称性と再帰性の視点から説明しようとしました。』

時間の最後の1軸が知りたいけど、そこは、自分で考えることにします。
ちょっと、楽しみが増えた。

『時間を3次元と見ることにより、ラーソンは物質と反物質、エネルギーと反エネルギーを異なる次元で対応させることが可能となり、彼はこれを用いて物理的な現象や構造の変化、すなわち事物の減少や増加を説明しようと試みました。

しかし、時間を3次元として扱うという概念は、一般的な物理学の視点からは非常に異質であり、物理学者の間で広く受け入れられているわけではありません。
一般的な物理学のフレームワークでは、時間は一次元であり、そして空間は三次元であると見なされています。』

分かりにくいからなのかなあ。
前にも触れた、数学的解析ができないと、科学じゃないって意識があるんじゃないかな。

『また、時間を3次元化することが必ずしも全ての物理現象を説明できるわけではないと考えられています。
物理学では、時間の性質とその他の物理現象との関係性を理解するためには、時間だけでなく、力、エネルギー、運動、物質などの他の要素とそれらの相互作用を広範に理解することが必要となります。』

そうだよな。
でもそうなると、統一場理論の道のりは、どうなんだろう。
余り、先は明るくないのかな。

更に、追いかけてみましょう。

次回で。


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