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【6/30 19時まで無料視聴可】和田靜香さん司会のポリタスTVに出演しました

週末にかけて日本に一時帰省しておりました。

その際、なんと!

いつも視聴している、あの『ポリタスTV』にゲスト出演させていただきました。

アーカイブが無料で視聴できるのは今だけ。有料に切り替わる前に、今すぐご視聴ください!

タイトル:『台湾には「虎に翼」がいる? “政治参加があたりまえ”社会の今』

・野ゆり~ひまわり~5月民主デモ
・オードリー・タンさんは今?
・2005年にクォータ制導入からの変化

ポリタスTV6/23配信開始『台湾には「虎に翼」がいる? “政治参加があたりまえ”社会の今

司会は、ライターの和田静香さん

津田大介さんを筆頭に、多彩な方が司会を務められているポリタスTV。
最近ではジェンダーバランスを意識して女性司会が増えたこともあって、毎回気になるテーマばかりです。

そんな中で、司会を務められる回が毎回大好評なのが、ライターの和田静香さん。

(出典:ポリタスTV『台湾には「虎に翼」がいる? “政治参加があたりまえ”社会の今』)

和田さんとの出会い

和田さんには、過去にVoicyでゲストに来ていただいたこともあります。

2022/7/4『なんでこんなに生きづらい!? 政治本が大ヒット中の相撲・音楽ライター和田靜香さんと「政治を分からない人が、どう政治と向き合えばいいか」を考える

Voicyでもお話ししましたが、私と和田さんの共通点は、“生きづらい暮らしをしていたけれど、政治や民主主義について書き始めた”ということ。

出会いのきっかけは、ちょうど私が『オードリー・タンの思考』を書き終えた後のこと。

ライターの北尾トロさんのメルマガに、和田さんのご著書『時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか? 国会議員に聞いてみた。』が紹介されていて、購入して読んでみたんですね。

そしたら、ものすごく面白くて、大興奮で読み終わり、最後の参考文献のところを「和田さんはすごい方だな、こんなにたくさんのお本を読みながら取材を続けたんだ」と思いながら見ていたら、なんとそこに、『オードリー・タンの思考』の名前があったんです。

たくさんのふせんをした『オードリー・タンの思考』を持ってきてくださった和田さん
(出典:ポリタスTV『台湾には「虎に翼」がいる? “政治参加があたりまえ”社会の今』)

そんなことから、『時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか? 国会議員に聞いてみた。』の版元である左右社さんのサイトで、和田さんと対談させていただくなど、オンラインやSNSでつながる機会をいただきました。

まだコロナ禍だった頃ですね。

左右社『時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか? 国会議員に聞いてみた。』特設サイト

ポリタスTVで初対面、おしゃべりは止まらない

今回の日本滞在では、ポリタスTVのおかげで、念願だった和田さんとの初対面が叶いました!
お会いした瞬間は思わずハグしてしまいました。

でも、話したいことはたくさんあって、いろいろお話ししました。

台湾の民主化の歴史において重要な意味を持つ学生運動

今年の5月から今でも続いている市民の国会に対する抗議デモの背景や、現場の様子などをお話ししました。

この民主デモが、1990年3月の「野ゆり学生運動」、2014年3月の「ひまわり学生運動」とつながっている話も。

オードリー・タンさんは今?

5/20にデジタル大臣を引退したオードリーさんが今、どんな活動をされているのかも少し触れました。

2005年にクォータ制導入の背景や、そこからのジェンダー平等の変化

台湾はアジアでもトップレベルのジェンダー平等を実現していますが、その背景についてもたくさんお話ししました。

真剣に話しているけど、何度も爆笑
(出典:ポリタスTV『台湾には「虎に翼」がいる? “政治参加があたりまえ”社会の今』)

市民の政治参加の話も、和田さんのお考えと台湾の取り組みがリンクしていました

今ホットな「虎に翼」のお話も!

“社会を改革した女性たち”についてのノンフィクションを執筆予定だというお話もさせていただきました

6/30(日)日本時間の19時までは無料でアーカイブをご視聴いただけます

(出典:ポリタスTV『台湾には「虎に翼」がいる? “政治参加があたりまえ”社会の今』)

それ以降はアーカイブプランにご加入いただきご覧いただく形となります。
無料で視聴いただける今のうちに、ぜひ!

もちろん、アーカイブプランへのご加入もぜひぜひ。

収録が終わった後に、和田さんとお出かけ

ここからは余談ですが、ポリタスTVの収録が終わった後、和田さんのお出かけに同行させていただき、講演会に参加しました。

RAWAと連帯する会 結成20周年記念スピーキングツアー
ターリバーンの再支配から早3年 アフガニスタンのいま 女性と子どもたち、そして私たち

RAWAと連帯する会

「RAWA(アフガニスタン女性革命協会)」は、1977年にアフガニスタンの首都カーブルで創設されたフェミニスト団体。

和田さんは、お知り合いの清末愛砂さん(室蘭工業大学教授)が今回のイベントを共催されているということで、この講演会を聴きに訪れたのだそう。

2021年のターリバーン復権以後、強権的な支配が続いているアフガニスタンでは、女性は教育や就労の機会が奪われ、深刻な状況なのだそうです。今回は現地でずっと女性の支援を続けているRAWAのメンバーを日本にお招きして、日本各地を回って講演をされてきたとのことでした。

私と和田さんが伺った東京会場にもたくさんの方が来場され、熱心にお話を聞いたり、支援グッズを購入されたりしていました。

会場を訪れた和田さんは、受付の方から「和田さん! 本読みました!」と声をかけられていて、日本のジェンダーや市民運動においてすごく重要な存在になっているんだなと思ったり。

台湾のことばかりで精一杯な私でしたが、この「不当に制限されている権利を取り戻す」という動きは連帯できるのだと思い、翌日の帰りの飛行機ではKindleで買ったまま読めていなかったこの本を読みました。

著:やまじえびね『女の子がいる場所は
(KADOKAWAコミックビーム編集部・ビームコミックス)

モロッコ、インド、アフガニスタン、そして日本……国も宗教も文化も違う10歳の少女たちの物語。

著:やまじえびね『女の子がいる場所は』(ビームコミックス)

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