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台湾が気になるあなたへ

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台湾で生活し、日々取材を重ねるなかで「これは日本に届けたい」と思ったトピックについて、時にインタビューも交えながらお届けする、台湾あちこち見聞録。多様性/教育/ジェンダー/環境/…
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2023年5月の記事一覧

「その手があったか!」台湾流の商売法

生まれも育ちも日本、典型的な純ドメを自覚している私は、台湾に移住してみて、皆が普通にやってのける商売に「その手があったか!」「それってありなんだ」と驚かされてばかりです。 新刊エッセイ『台湾はおばちゃんで回ってる?!』でも少し触れたことがありますが、今日は改めて、noteに書いてみたいと思います。 台湾にご旅行に来られた際などに「これって、あのnoteに書いてあったことかも」といった発見の一助になれば幸いです。 念押しさせていただきたいのですが、決して誰かをディスってい

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カフェの求人募集にびっくりした話

先日、Facebookのフィードに流れてきたカフェの求人募集を見てびっくりしました。

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誰かの心に種を蒔く

Voicyリスナーの方の中に、「お子さんが辛い思いを抱えながら必死で生きているのを見守っている」といったコメントを寄せてくださった方がいて、書いてみようと思った話です。

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地域創生をテーマにした、日台の交流シンポジウムを聴講

台湾で開催された台湾と日本の交流シンポジウムを聴講しました。 日本の九州から、それぞれの地域で「地域創生」の分野で活躍されている6名の方をご招待して、近年のお取り組みについてスピーチしていただくという趣旨のシンポジウムでした。 登壇者の皆さま(※シンポジウムに書かれていたプロフィールを参照しております) 山出淳也さん(別府国際芸術祭「BEPPU PROJECT」前総合プロデューサー、Yamaide Art Office 株式会社 代表取締役) 立花千月香さん(柳川藩主

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台湾人ママ友たちと、1泊2日の台中旅行

長男が2歳になったばかりの頃からいつも一緒に遊んでいたママ友たちと、久しぶりに泊まりがけで遊びに行ってきました。目的地は台中です。 あまり日本のガイドブックには載らないようなスポットですが、台湾では割とポピュラーだと思います。個人的にとても楽しかったし、子連れ旅行に役立つ情報もあるかなと思うので、ざっくりnoteで書いてみます。 ✔︎ 遊園地「麗寶樂園(Lihpao Land)」 ✔︎ 台中最大の夜市「逢甲夜市」 ✔︎ 逢甲夜市近くで泊まったホテルが良かった! ✔︎ 絶景

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「投票率74%超。社会を変える成功体験を積む台湾市民」(日経ARIA連載)

『日経ARIA』での連載、6回目となる今回は、「社会を変える成功体験を積む台湾市民」について書きました。(2023/05/15公開) 台湾は「20代の投票率は9割近い」とする推計もあるほど投票率が高いこと、そしてオードリー・タン氏が設立に関わった「Join」というプラットフォームを通じて、選挙権のない女子高校生の声が賛同を集め、実際にプラスチックストローが廃止になったことなどはよく知られていることと思います。 それに通じる市民による社会改革の例が、公園です。 日本と同様

「そこにどんな背景や意味があるのか?」を伝える役割

ちょっと話が長くなりそうですが、この土日の出来事と、そこから感じたことについて書いてみます。 Voicyトップパーソナリティの田中慶子さんと、リスナーさんたちが台湾へ!まず土曜日。 Voicyパーソナリティを務められており、オードリー・タンさんの同時通訳(英語→日本語)を何度も務められている田中慶子さん、そして慶子さんのリスナー・通称「タリキーズ」の皆さんが、なんと台湾でオフ会を開催され、会いにきてくださいました。 初めてリアルでVoicyパーソナリティ&リスナーさんに

台湾クラフトビール界の注目コラボ「Mikkeller × UGLY HALF」

台湾にも進出し、大稻埕でバーを経営しているデンマーク発のクラフトビールメーカー「Mikkeller」が、台湾で今話題のクラフトビールメーカー「UGLY HALF」とコラボした「台灣酉鬼」を新発売! 幾重にも広がるフルーツの爽やかさが口いっぱいに広がる、初夏にぴったりの味わいでした。 「UGLY HALF」はさまざまなクラフトビールを手がけている注目株。 朝食店で廃棄されているトーストの耳を使ってクラフトビールを作ったりしています。しかもそのラベルがオードリー・タンさんを

「外食に罪悪感があるなら、台湾の朝ごはんを体験してみて」(日経ARIA連載)

『日経ARIA』での連載、5回目となる今回は、「朝ごはん文化」と、そこから考える「外食への罪悪感のなさ」について書きました。(2023/03/27公開) メールのやり取りだけなのに、担当編集さんのやる気が伝わってきました。 ✔︎ 幼稚園で朝ごはんを食べる子どもたち ✔︎ 台湾人ママ友が小学生の娘たちに作った朝ごはん ✔︎ 小学校は、給食かお弁当かを選べる (お弁当を選択したとしても、必ずしも自分で作る必要はなく、 外のお店で買ったものを持たせてもいいし、 お昼までに学校

青木由香さんの『楽楽台湾』がPodcastで帰ってくる! 近況をVoicyでおしゃべり

青木由香さんが2011年3月から2018年3月まで、7年間もパーソナリティを務められていた伝説のラジオ『楽楽台湾』(Japan FM Network)。 惜しまれつつの終了でしたが、「そろそろ再開か?」というムードが高まり、なんとPodcastで帰ってくるそうです!  しかも、音以外でも写真やリンクなどは『ほぼ日刊イトイ新聞』の青木さんの連載「青木由香の台湾一人観光局」とコラボで更新されるとのこと、楽しみすぎます。 さっそく予告編を聴いてみましょう! ついでにチャンネル

EXILEのAKIRA、台湾で“国民的お義兄さん”に?「台北ファッションウィークAW23」(『Pen Online』寄稿)

『Pen Online』に寄稿した「台北ファッションウィークAW23」についての記事が、4/30に公開されました。 3月に開催された「台北ファッションウィークAW23」では、台湾の伝統芸能や伝統工芸と現代ファッションを融合させた斬新なデザインをテーマに、開幕ショー、サステナブルショー、12のブランドショーと3つの学生ショーが実施されました。 開幕ショーは台北ファッションウィーク史上初めて台北以外の場所で開かれ、台南で300年以上の歴史をもつ「南鯤鯓代天府(なんこんしんだい