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台湾が気になるあなたへ

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台湾で生活し、日々取材を重ねるなかで「これは日本に届けたい」と思ったトピックについて、時にインタビューも交えながらお届けする、台湾あちこち見聞録。多様性/教育/ジェンダー/環境/… もっと読む
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記事一覧

【無料】なつみっくすさんと対談「多様性社会のリーダーシップとチーム力を高める方法」@誠品生活日本橋

以前イベントに呼んでいただいた「母親アップデートコミュニティ(HUC)」の代表理事、なつみっくすさん初のご著書『I型(内向型)さんのための100のスキル』をご恵投いただきました。 読んでびっくり、なつみっくすさん、なんと内向型だったのだそうです。なつみっくすさんとの出会いは、昨年の夏、シブヤ大学さんで講演した際に来てくださったのがきっかけでした。 花束のような素敵なお名刺を差し出してくださった時も、その後HUCのオンラインイベントに呼んでいただいた時も、なつみっくすさんが

最新刊『心を守りチーム力を高める EQリーダーシップ』の発売日に、インスタLIVEをします!

最新刊『心を守りチーム力を高める EQリーダーシップ』の発売日に、インスタLIVEをします! EQを活かしたリーダーシップのあり方について、いろいろお話してみます。 5/16(木)日本時間22時〜 @yaephone 内向的な私ですが、心を込めてお話します。ぜひ遊びに来てください🌼 ↓ インスタLIVEをするのがどれだけ勇気が必要かをVoicyで話しました!

台湾、デジタル性暴力の予防や被害者保護の現在地【g0v(ガヴゼロ)サミット2024より】

台湾最大のシビックハッカーコミュニティ「g0v(ガヴゼロ)」が二年に一度開催するサミットで、いま私が最も関心を寄せるテーマで、実際に聴講して最も良いと感じたセッションについてご紹介します。 それが、デジタル性暴力の予防や被害者保護について最先端で取り組まれている、民間のNPO団体や政府機関による講演でした。 ↓ サミットそのものの概要や私の所感については、こちらのnoteをご参照ください。 講演タイトル「デジタルガバナンスとジェンダー平等:デジタル性暴力の法的課題」三つ

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台湾最大のシビックハッカーコミュニティ「g0v(ガヴゼロ)」が二年に一度開催するサミットへ。まずは概要と所感から

「g0v(ガヴゼロ)」が二年に一度開催するサミット今年で12年目を迎えるシビックハッカー(社会問題の解決に取り組む民間のエンジニア)コミュニティ「g0v(ガヴゼロ)」。 台湾で最大規模、オードリー・タンさんも長年参加されているこのコミュニティが二年に一度開催するサミットに行ってきました。 彼らのモットーは、社会に存在するさまざまな課題や問題を目にしたとき、「なぜ誰も解決しないの?」と他人事にするのをやめて、まずは他ならぬ自分がその「何もしていない人」の一人であることを認め

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台湾の人気雑誌が“台湾での移住”をひもとく書籍『我們,為什麼移居他方?』を出版【推薦文を寄稿しました】

台湾で根強い支持を得ている暮らしの雑誌『地味手帖』(裏路出版)。 その地味手帖編集部が2020〜23年までに取材・掲載した17組の移住者のストーリーをまとめ、さらに現在の追跡取材を行いながら、現代の台湾における移住をひもとく書籍『我們,為什麼移居他方?』が5月2日に出版されました。 台湾へ移住13年目ということで、光栄なことに私も推薦文を寄稿させていただきました。 台湾の皆さんの自分自身の暮らし、人生、子育てに対するさまざまな価値観に触れることができる一冊でした。 ラ

年々広がる所得格差にもめげない、台湾人の「かけ算するキャリア」に学ぼう

台湾で暮らしていると、これは日本の参考になるなと思う価値観に出合うことがよくあります。 そのひとつが、働き方。 台湾の格差社会は世界でも深刻なレベル日本は「一億総中流」だったのが、次第に「格差社会」へとシフトしていますが、台湾は以前から格差社会が定着しており、富める者はますます富み、貧しいものはますます貧しくなっていき、その中間である中流層が消えていく構造に移行中であると言われています。 台湾の所得格差を測る国際的な指標「ジニ係数」は、0.606(2021年の統計、20

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フードデザイナーの食雑貨店で、イラストレーションアーティスト蔣熊さんの個展

台湾の著名フードデザイナーの陳小曼さん、通称Slowさんからご招待いただき、ご自身が経営する食と雑貨のセレクトショップ「Neighbour by LOUU」で、 ご友人のイラストレーションアーティスト/グラフィックデザイナーの蔣熊さんの個展が開催されるとのことで、青木由香さん 、片倉真理さんとオープニングパーティにお邪魔しました。 台北でしばらく暮らした後に、お母様と暮らすため故郷の雲林へ戻られ、グラフィックデザイナーとしての仕事の傍ら、自家菜園で野菜を育てたり、近くの小

台湾のお茶や植物を使った、とっておきのハーバルティーサロン「CNSalon」

台湾トップクラスのフラワーデザインブランド「CNFlower」が開いた、ハーバルティーのティーサロンにお邪魔してきました。 日月潭紅茶で知られる莊鎔璞さんの「莊記茶業」や、陽明山のハーブ農園「野蔓園」とコラボレーションしたとっておきのハーバルティーに、季節のお茶菓子がいただけます。 今回お招きくださったのは、「CNFlower」CNFlowerの創業者、凌宗湧さんの妻さんで、フォトグラファーとして台湾内外で活躍するIvy Chenさん。 もともとIvyさんと超仲良しの青

新刊『心を守りチーム力を高める EQリーダーシップ』予約開始となりました!

昨年から書き進めてきた台湾式EQについての新刊、無事にタイトルも決まり、めでたく予約開始となりました! 『心を守りチーム力を高める EQリーダーシップ』(日経BP) 5/16頃、紙と電子書籍で発売されます。 ✦ Amazon:https://amzn.to/3JE63GA ✦ 楽天ブックス:https://books.rakuten.co.jp/rb/17863651/ 台湾で働き始めて、なぜか台湾人はIQよりもEQを重視することに気付き、 コロナ前にオードリー・タンさ

【Voicyゲスト回】ベテラン翻訳・通訳者のChocoさんに聞く、日台エンタメ界隈の変化

『君たちはどう生きるか』、『PERFECT DAYS』など、日本映画の字幕翻訳(日本語→台湾華語)18年間のキャリアで手がけた作品は500本以上というベテラン翻訳・通訳者のChocoさん(張克柔さん)。 字幕翻訳以外にも、映画、音楽、アニメ、カルチャー界で通訳としても幅広くご活躍されています。 5/3から日本全国ロードショーになる日台合作映画『青春18×2 君へと続く道』では、撮影コーディネーターと通訳、字幕翻訳を務められています。 Chocoさんとの対談では、政策の裏

台湾「最強震災対応」の真実『日本版ニューズウィーク』へ4ページ寄稿

今日4/16発売の『日本版ニューズウィーク』へ4ページ寄稿しました。 台湾「最強震災対応」の真実 迅速な救助と行き届いた支援、孤立地帯の通信確保はなぜ可能に ぜひご覧いただければ幸いです🙏

【Voicyゲスト回】台湾人が睡眠を重視するのはなぜ?! スリーピー・とうふの清元さんと話そう

台湾で大人気の寝具ブランド「スリーピー・とうふ」日本責任者の施清元さんにゲストに来ていただきました。 こんなお話を伺いました: ⋆台湾人が睡眠を重視するのはなぜ!? ⋆台湾のクラウドファンディング、2ヶ月で1億円達成して誕生した「スリーピー・とうふ」 ⋆日本に進出されたのはなぜ? こだわりが感じられたその理由とは ⋆Voicyとタイアップした理由、そしてタイアップ後の感想は? (5人のトップパーソナリティさんによる配信はこちら👉) ⋆清元さんのスラッシュキャリア ⋆蒸し暑

日経クロスウーマン連載「ジル・チャンEQ相談室」更新

大ベストセラー『「静かな人」の戦略書』の著者、高EQをそなえる台湾人作家のジル・チャンさんに、日本の働く女性たちの悩みを尋ねるお悩み相談。 あるあるなお悩みに、高EQの人はどう考え対処するのか、ぜひご参考ください。

ひまわり学生運動から10年、“ヘビメタ国会議員”フレディ・リム(林昶佐)が引退

2014年3月18日に起こった「ひまわり学生運動」から、今年で10年ということで、いくつかnoteを書いています。 ↓ そもそも「ひまわり学生運動」とは? そこでオードリー・タンさんはどんな貢献をした結果、政府に入るきっかけとなった? ↓「ひまわり学生運動」で頭角を表した若者たちが、チームを組んで連帯しながら今年の立法委員(国会議員に相当)選挙に立候補した件 「ひまわり学生運動」を機に政府に入った人物、フレディ・リム(林昶佐)そんな「ひまわり学生運動」を機に、オードリー