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「キングダム60」秦魏同盟の行方

唯二読み継いでいる漫画、原泰久「キングダム」第60巻(集英社)。楚は敗将となった知将・李牧という切り札を逆賊とした。李牧は密かに遁れる。ここを機に一気に邯鄲を攻めようとする秦軍だったが、李牧の残した献策に阻まれて、前に進めない。一方で秦国内には呂不韋の下に、反王派の不満分子が集まりつつあった。膠着した戦線に業を煮やした秦は、昌平君の提案で魏と手を結ぶこととした。本来であれば将来の敵である秦に魏が同盟することはあり得ないが、秦が出した条件は魏が強く興味を惹かれるものだった。
https://books.shueisha.co.jp/items/contents.html?isbn=978-4-08-891735-1
 敗れてしまえば、昨日の友は今日の敵。利益が生じれば昨日の敵は、今日の友。合従連衝は世の常で、事態は常に流動する。核兵器や化学兵器のような切り札のない時代。そこでは兵力と戦術が全てを左右する。春秋戦国時代は新しい局面を迎える。今回は秦王に敵対していた呂不韋も登場。元は一介の商人だが、その財力と頭脳で秦の右丞相、さらには相国まで登りつめた。現在のNHKBSプレミアムの中国歴史ドラマ「コウラン伝・始皇帝の母」でも活躍しているキャラクター。秦王・嬴政とは複雑な関係にあるとされている。
https://www.nhk.jp/p/kouranden/ts/6J6GQJ3Q64/

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