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天才にして奇人変人だった上司

お世話になった上司の奥さまから届いた山形県の林檎🍎「サンふじ」。大玉で中に蜜が入っていて美味しい。お世話になったのは僕の方なのに。

 上司が亡くなられて、もう13年。今日がその命日。元々職場の取次の社長だったくらいだから、優秀な方だったが、人格も豊かでユニークな方だった。人間国宝というか、奇人変人的に人間天然記念物みたいなところもあったので、自分の余生があるうちに上司を主人公とした小説でも書こうかな。とりあえず10個の思い出を挙げてみたが、まだいくつでも挙げられそう。

1️⃣部長時代にサウナ帰りに僕の下宿に泊まった。

2️⃣お酒がたいして飲めないのに、大菩薩峠下山時に「酒の飲み方を教えてやる」と缶ビール一気飲みして気分が悪くなった。

3️⃣部長時代に「おい今からポルノ映画観に行くぞ」と言い出したが、僕が相手しなかったので行かず。

4️⃣西陣織のネクタイ👔を宴会時に鋏で切断。

5️⃣日本刀集めが趣味で、うちの子供と自宅に遊びに行った時に、日本刀を振り回してくれて、子供がキャアキャア喜んだ。

6️⃣商品開発部長時代に女子社員を集めて「商女の会」を結成して飲み会を開催してご機嫌。ネーミングにはセンスあり。

7️⃣ご自宅に遊びにいったら、家族でマルサスの人口論について真剣に話し合っていた。

8️⃣社長になっても秘書室長から髪の寝癖を注意されていた。

9️⃣「マクドナルドでハンバーガー🍔を買って来い」と言われて、女子社員と二人で副社長室に持って行ったら「お前たちが食え」と言われた。

🔟直ぐに職場から脱走して社内放送で呼び出され、上司から「あれはあいつの売名行為だ」と言われていた。


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