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30歳になるのに雨に濡れてきました。

先日、私はかなり久々にバイクに乗りました。
というのも、半年前にバイク運転中にうっかり鎖骨を折ったせいで、医者と妻から『無茶なことはするな』と口酸っぱく言われておりまして。
そんな鎖骨もようやく「一つになろうよ!」と頑張ってくれたおかげで、もう日常生活に復帰することができました。その一環としてのバイクです。

そして、そんなバイクデビューの日に限って降る大雨。
その日は寒の戻りとも思われる寒冷前線が見事に直撃し、外に出てみれば思ったより大雨になっており私は腰が砕けそうになりました

通常、バイクを乗るときはレインコートを常備することが強く推奨されております。
しかし、私はこの日(というか今も)レインコートを捨ててしまっており、所持していない。加えて、おいそれと買いに行ける余裕もない。

仕方なく私は雨に濡れつつ、15分の最寄り駅までの道のりを大雨の中進むことになりました。
しかしまぁ、バイクで転倒するというのはある一種のトラウマといいますか、完全にヒヨる感覚がしますね。今までなら普通に乗りこなしていたのに、ちょっとでもマンホールが見えるとスピードが出ない。

かくして、私は超安全運転ライダーとして朝の通勤ラッシュの道路をふさぐように運転致しました。後ろの車の人ごめんなさい。


昔から、私は雨が好きでした。
出身が『晴れの国』と呼ばれる岡山では、その名の通り年間降雨量が非常に少ないのです。広島で雨雲がストップするんですね。
そのため雨が降ると、ちょっとした非日常。
雪でも降ろうもんなら、かの童謡と同様(親父ギャグ)、庭を駆け回る少年でした。

そんな私が、いつしか世間ずれして雨を嫌がるようになり、当たり前のように折り畳み傘を持ち歩き、こんなバイクのずぶ濡れなんてとんでもなく…

気持ちいい!


そういえば、大学の時は原付で移動するのが当たり前で、雨が降ろうが槍が降ろうが平気でした。なんかそれを思い出して、途中からテンションが上がってきたのです

気が付けばズボンはベージュから茶色に変色し、誰がどう見ても「この人は雨に濡れたか、水属性の魔法を食らったんだろうな」という風体になってしまいました。
あと2か月もすれば30歳です。


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