やえ

友人の子供から「年齢不詳過ぎてまじ魔女」と言われた女のエッセイ的な雑記。 恋多き魔女…

やえ

友人の子供から「年齢不詳過ぎてまじ魔女」と言われた女のエッセイ的な雑記。 恋多き魔女の体験談と その体験から得た思考。 12年連れ添うパートナーと【結婚しない】選択をした私の 価値観と考え方を共有していきます。 私の経験が、誰かの人生の手助けになりますように。

マガジン

  • メガネ君と私

    12年間仲良しの恋人をしている私とメガネ君の、距離感や考え方のお話。誰かの役にたてばいいな。

  • Episode 過ぎ去った恋人達

    過去の恋人たちとのエピソードをまとめました。私が現在の恋愛・価値観になる礎となった大切な思い出達。短編小説気分でお読みいただければと思います。

最近の記事

私の好きなものは私だけのもの

12年付き合ってきたメガネ君と私だが その中で私が価値観を変えたところがある。 それは「私の好きなものは私だけのもの」ということだ。 私は誰が何を好きでも、それを全て受け入れることのできるタイプだ。 例えば、お付き合いした人がヘビメタ好きだったとして 私は残念ながらあまりヘビメタに興味がない。 だからといって、相手の好きなものを否定などしない。 「そっか、ヘビメタ好きなんだね。どんなところが好きなの?」 と、相手が「何を好きか」よりも「どのように好きか」を考えると、

    • 喧嘩するほど仲がいいなんて嘘っぱちだ

      年の差5歳の私とメガネ君。 お付き合いしてから12年が経つが、1度も喧嘩をしたことが無い。 周りからいつも楽しそうで微笑ましいと言われる仲良しカップルである。 といっても、不満が生まれないわけではない。 育ってきた環境が違うのだから、お互いに違う価値観を持っている。当然なのだ。それは仕方がないこと。 私とメガネ君の間で喧嘩はないとは言っても「最近こういうことがちょっと不満です」というようなお話し合いはごくごくたまにある。 大体それを言い出すのは私だが、メガネ君は「そうだっ

      • episode.2後編 親友の元彼が彼氏になった時の話

        こちらはepisode.2の後編となります。 前編・中編が未読の方は、ぜひこちらからご覧くださいませ。  ――  高校2年生の秋、親友の元彼であるマサハル君と某夢の国でデートをすることになった。  私がデートを承諾すると、マサハル君は「ふふ、じゃあお洒落してかなきゃね」と粋な返しをくれた。  マサハル君はファッション好きで、事前の電話で「どういう服着てくる? それに合わせる」なんてことを言っていた。高校生の私には、そんな会話さえも新鮮でワクワクに繋がるものだった。  

        • episode.2中編 親友の元彼が彼氏になった時の話

          こちらはepisode.2の中編となります。 前編未読の方は、ぜひこちらからご覧くださいませ。  ――  「あ、久しぶり、マサハルだけど……」  なんと、見知らぬ番号からの着信の相手は、数日前ミナミにフラれたばかりのマサハル君だった。初めてミナミから紹介されて以来、1度しか顔を合わせていない相手だ。急に人見知りを発揮した私は、かなりどもりながらとりあえず挨拶をした。 「おぉ、マサハル君か! 誰かと思ったよ~。どうしたの?」 「いや、用があったわけじゃないんだけど……」

        私の好きなものは私だけのもの

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        • メガネ君と私
          3本
        • Episode 過ぎ去った恋人達
          4本

        記事

          episode.2前編 親友の元彼が彼氏になった時の話

          高校2年生の冬、親友の元カレが私の彼氏になった。  同じクラスで親友のミナミは、高校に入るまで恋愛経験が無く、私の色恋話をキラキラした目をしながらよく聞いてくれていた。  「それで? そしたらどうなったの?」  といつも楽しそうに聞いてくれるので、私も興が乗ってペラペラと恋愛経験を話していた。    彼女は目鼻立ちがはっきりしていてとても可愛らしく、ギャグセンスも抜群だったので、毎日一緒にいるのが楽しくてしかたなかった。  私はミナミが大好きだった。    しかし、なぜかモ

          episode.2前編 親友の元彼が彼氏になった時の話

          #1 恋人歴12年:メガネ君と私

          私には付き合って12年になる彼氏がいる。 周りから「距離感が快適すぎる」とよく言われる 自称おしどりカップルである。    通称:メガネ君 私より5歳年上で、メガネがトレードマーク。 筋肉質で、趣味が多く、何でも人よりちょっと上手くこなす器用な人。 実家暮らしで、お父さんと二人で住んでいる。 ちょっと変なところもあるが、変な部分も丸ごと愛せてしまうくらい、面白くて尊敬できるところがたくさんある人だ。   彼と私は、ギブ・アンド・テイクの関係性で成り立っている。 それが私達、

          #1 恋人歴12年:メガネ君と私

          episode.1 友達にかっ攫われたイケメン タカト君

           中学2年生の夏。クラスメイトの男子から 「やえとメールしたいって言っている奴がいるから、アドレス教えてもいい?」 との連絡があった。    当時は学生にもガラケーが普及し始めた頃で、そもそも携帯電話を持つ人も少なかった。  そんな中、親の気まぐれで当時の人気機種を与えられた私は、誰かとメールするということが嬉しくて、二つ返事でOKをした。  そのお相手というのが、人生で4番目の彼氏になる、学年人気上位のイケメンサッカー部のタカト君。  そう、4番目の彼氏なのだ。それまでの

          episode.1 友達にかっ攫われたイケメン タカト君

          ご挨拶と自己紹介

           はじめまして。ページを開いてくださりありがとうございます。 文字を書くことが好きすぎて、ついにnoteに手を出した やえと申します。  簡単に自己紹介をさせていただきます。  多種多様な職歴を経て、34歳にして美容関係のホームサロンを開業。  人生経験豊富とまでは言えませんが、それなりに酸いも甘いもを体験し、全てを糧にして今ではのんびりとした生活をしています。  私の人生の中で、特筆すべきは恋愛経験の濃厚さ。 様々な男性とラブレボリューションを起こした後、今現在お付き

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