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322 犠牲の季節 その3

これまで読んでいただいている方の多くはお気づきでしょう。このような偽旗作戦によるスケープゴートの作成は、現代において、頻繁に用いられていることに。

メディアは、台本を作り、セットを組み、役者が演じているものを、私たちに見せています。そして私達の感情をゆさぶり、コントロールのマトリックスの中に積極的に参加するように仕組んでいるのです。

そうそう…もともとメディアという言葉は、ギリシャ神話に登場する、ヘカテー神殿に仕える巫女、メデイアからきています。

メデイアは女神ヘカテーからあらゆる魔法の薬草とその扱い方を教わっており、彼女が薬草を用いて行う魔法は、激しく燃える炎の勢いを和らげ、川の流れを堰き止め、星々や月の運行を妨げたりなど、幻を見せることが得意の女神でした。

偶然にも、この記事を書いている時点の占星術の天体図を見ると、幻想、夢、詐欺などを象徴する海王星が、その力を最も発揮しやすい魚座にあり、さらに情報やコミュニケーションを司る水星と結びつく星配置になっているので、個人の判断力が鈍り、情報に錯綜されやすいという星模様になっています。

4月にはこの海王星に、物事を発展・拡大させる木星が結びつくので、その影響は社会全体に発展しそうな勢いです。

私は占星術を天気予報のようなものと捉えています。天気予報を見て、今日は雨だけど、明日晴れるとわかっていたら、洗濯は明日まとめてやろうとか、また寒さが戻りそうだと言っていたら、暖房をしまわずにしておこうとか…例えるとそんな風に活用しています。

私は占星術も含めたオカルト(隠されたもの、秘学・神秘)が好きでこのような記事を書いていますが「世の中には闇の勢力がいる!」という事を強調し、読んでいる人を恐怖や疑心暗鬼に陥れたりすることがないよう気をつけて書いているつもりです。それは占いに関しても同じです。

はじめに書いた創世記第3章22節にあるように、この世は善があれば、悪もあり、光もあれば闇もある2元の世界です。私たちは、これらを統合し、受け入れ、魂を磨くために、この世界を選んで生まれてきました。

私がここで綴る知識が、ぜひ知恵の花を咲かすためのヒントになってもらえたら、うれしいです。私もそれを心がけて書いていきます。

西側は東側をスケープゴートし、東側は西側をスケープゴートにします。真実はどこから見るかで変わってきます。



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