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知らない世界を知った時の衝撃は五感に残る(お蕎麦編)

やどかりやどこです。

みなさん蕎麦(そば)の花のにおいを嗅(か)いだことありますか?

北陸に住むまで私は蕎麦の花の色や形も知りませんでした。

もちろん、匂いも。。。

ここは牛舎か養鶏、もしくは養豚場あるのかな?

はっきり言って
そんな「かほり」がいたします。。。

実は住んでから4年くらいずっとそう思っていたら、
ある時一緒にウォーキングしていた友人から
「この匂い嗅ぐと、蕎麦の季節だーって思うよねー」

と言われました。

えっ?!!
今なんて言ったの?
と二度聞きしてしまいました。

な、なにーー!
あの大好物なお蕎麦の実は、
お蕎麦からは連想もできない「かほり」がする花からできているのですか?

そりゃもう、しばらくは、頭の中に浮かぶ蕎麦のイメージと
実際自分の鼻にとびこんできている「かほり」とが
結びつくまでに時間がかかりました。

これを絶句状態というのでしょうか。。。

そう、
お蕎麦のお花の「かほり」はハエやアブ様が好きそうなあの香りなのです。
※牛舎や養鶏、養豚のにおいを知らない方はごめんなさい。
 個人的な意見を言うと、
 畑にまく肥料の「鶏糞」の匂いに近いです。

その「かほり」が
白くて
小さな
目の前に一面に広がる
蕎麦の花畑
から発せられているものだと露にも思わず、

いままでは

「近くでバキュームカーがきているか、
下水道工事しているんだろうねぇ。」

とか勘違いしておりました。

でもその「かほり」を嗅いでも
お蕎麦が嫌いになるということはありません。
お蕎麦はやっぱりお蕎麦でおいしいのです。


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なぜ甘い蜜の匂いじゃないの?


甘い匂いでもよさそうなのに、わざわざあの匂いにするのはなぜだろう。

そう思って、いろいろ調べてみました。

蕎麦の花は、
カスミソウがいっぱい集まったような小さく白い可憐な花で、
一株に600前後の花をつけるそうです。

でも蕎麦の実をつける花はなんとそのうちの、1~2割程度なんだとか。。。

蕎麦の花にとって、受粉させることとは、生命をつなぐ大事な手段のため
必死で生存競争を勝ち抜くためには、

他の花にはない特色を出す!

という必要に迫られるわけですね。
そこで、
蜂や蝶などに限らず、受粉させるためなら、ハエでもアブでも構わない!
とあの「かほり」になったんだとか。。

そばの花の蜜の匂いは、虫にとっては、
とてもいい匂いらしいです。

人間社会でも
特色がある人
にが注目されて自然といろんな接触が増えていくことと
重なりますね。

そば

蕎麦の花のインパクトから派生して

蕎麦の花のインパクトはやどかりやどこの脳に強烈に刻み込まれて
死ぬまで忘れない体験となりましたが、
ふと、派生して
次のようなことを考えるようになりました。

「花が自分から進化してあの「かほり」を出すようになったのかしら」
と。

進化論を否定するようなことをいう学者さんも最近では増えてきたと知ったので、疑問に思ってしまいました。

・どうして虫が好きな香りを脳がない植物が途中からわかるようになったのかな?(虫と協議しあったり、特殊なテレパシーかなんかで情報をシェアしないとわからないはず)

・じゃあ、あのかほりを出すのはいつから始まったのかな?

・進化進化というけれど、人間はあまり進化していないように見えるし、本当にすべての地球上のものが進化で他の動植物とのかかわりあいを変えたり、増えていったのかしら?

などなど、進化が当たりまえ、と思っていたのですが、

あの「かほり」を嗅ぐたびに

「それって本当に進化してそうなったのかしら?」と疑いたくなってしまう今日この頃でした。

ちょっと飛躍しすぎたもやもやですね。。

みなさんは、日常を疑ってしまう瞬間とかありませんか?

この悶々とした考えは違う日に書きたいなと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございました。




大学で法学部と商学部を行ったり来たり→卒業後美容業界店長になり全国で1位売上実績達成→結婚を機に同居→派遣業界で仕事紹介業務と経験→日商簿記1級を生かして一人経理で会社を裏で操ってます。世を忍ぶやどかりやどこのことを応援したくなってしまったそこのあなた、一緒に殻に入ります?!