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遺作・命作は読むべきというワケ

どうも!ヤーダブラックです。

普段はコンテンツディレクターや放送作家をしながら
podcastを配信しています。

今週火曜日12時配信にした#10を聴いてくださった方
大変失礼しました!!

編集ミスで音声が二重になったまま配信されていたので
一旦取り下げてたった今、再配信しました。

お聞き苦しく途中でやめてしまった^^;という方
どうかもう一度お聞きください。

このpodcastを始めたきっかけの漫画を紹介した回に
なにしてんねん!って話なんですが。

ってことで、今回は表題(ヘッダーの)書籍から話を始めます。

ヘッダーにおいたのはエンジェル投資家で日本有数の企業を裏で支えた
瀧本哲史さんの母校東京大学で行われた伝説の講義を書籍化した
「2020年6月30日にまたここで会おう」

滝本さんは約束の日を迎えることなく病死されました。が
彼の書籍は今なお脈々と若き起業家に読み継がれる命作となっています。

命作とは僕の造語です。

ので定義とすれば
名作が素晴らしい出来の作品とすれば
命作は作者の魂が宿った作品となります。

命作の条件は2つ

1つは商業思考でない。

2つは本人の実体験による1次情報である。

2020年、世界は情報であふれている中で
フェイクとファクトで2つで分けられるほど簡単なはずもなく


受信者は情報源の目的を考える必要があります。

多くは利益を得るスキームへの誘導となっています。

それ自体は悪いことではないのですが、
与えた情報で誰が儲かるようになっているのか?
そこを見極める目は必要ですよね

僕は自身と制作するpodcastの知名度を上げるために活動していますが
目的はもっと奥、出会った方々が情報に踊らされない受信力を
高めるために活動しています。

これはこれまでのpodcastを聞いていただければわかると思いますww

滝本さんの著作活動の目的に感銘を受けて
「武器としての決断思考」と「武器としての交渉思考」と読み進めました。

結論、情報や感情に流されることなく決断する思考法を伝えることで
日本が経済大国から二流国家へ下がると言われる中で
日本を担う若者を育てようというメッセージが浮かんできます。

このような利益誘導ではない情報はすごく希少ですが
有意義な武器(思考)を作る材料になります。

話を僕のpodcastのテーマであるマンガに戻します。

今回紹介するのは、佐藤タカヒロ 相撲マンガ3部作の最終章


作者の佐藤タカヒロさんは鮫島最後の15日残り2番となった
13日目の戦いを書き終えて、天寿を全うされましたが

僕がこの漫画を初めて読んだ時、漫画としての面白さに驚き

主人公の鮫島を通して

意識的に生きる。

ということを考えるきっかけになりました。

相撲取りとしての最後を決めた鮫島の15日の記録には

漫画家として、人間として最後を受け入れた佐藤タカヒロ先生が
読者に、人類に、残したかったメッセージが深く刻まれています。

podcastでは

佐藤先生がマンガに隠した

”これからの時代を生きる人々へのメッセージ”について
”夢中”と”無中”の違いについて

話しています。

なにか現状にモヤモヤを抱えている方には

特におすすめの内容になっていると思います。(直して再配信)

ぜひお聞きください。


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