「習慣的趣味」で生活にハリを
最近プロ野球を家で観るのが習慣になった。贔屓にしている球団は阪神タイガース、推しは阪神ファンみんな大好き近本選手だ。野球観戦という趣味はシンプルに楽しいだけでなく、平凡だった生活を豊かにした。
スポーツは勝ち負けがあるので、必然と熱が入る。また、その時々で何が起こるかわからないから、刺激的だ。好プレーに感心し、エラーに自宅で野次を飛ばす。良い意味でメンタルの運動となる。
さて、野球にハマったきっかけはWBCとリーグ戦終盤、そして日本シリーズだ。
WBC開幕当初は、世間の賑わいとは対照的に、私は冷めた立場にあった。野球にそもそも興味がなかった。
「棒で球を打つだけじゃないか?」
「球を遠くに飛ばせばいいんだろ?」
それぐらいのイメージだった。
しかし、実際に観てみると手に汗握るほど興奮させてくれるスポーツであることを知った。ただ単に球を打つ/打たせないだけでなく、奥深い戦略に感心した。選手一人一人の個性に魅了された。
結局、WBCを決勝まで楽しんでしまった。
WBCが終わった後は野球を見ない日々に戻った。
だが、国内の野球、プロ野球は続いていた。そして、阪神タイガースの躍進に世間が沸き上がっていた。
私は大阪に住んでいるので、連日のようにタイガースの報道がなされる。嫌でも情報が入ってくるので、気になってくるのも必然だった。
またも、私は野球観戦にかじりつき、阪神タイガース優勝の歴史的瞬間をテレビで目撃したのであった。
今では毎日のように自宅で野球観戦している。シーズン中であれば、プロ野球は月曜日以外はほぼ毎日やっているので、野球観戦は私の日常といっても過言ではなかろう。今からシーズンが終わった後の生活が不安である。
野球に限らず、毎日したいと思える飽きの来ない趣味、すなわち「習慣的趣味」があると精神的に満たされている感を得られるのでオススメだ。個人的には受動的に享受できるが、自然と熱が入り、知れば知るほど面白くなるものがうってつけである。スポーツはその代表だろう。
プロ野球、観てみませんか?
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