なんで若いうちに通わなかったの?
こんにちは。
やたと申します。
現在、四捨五入して40歳、会社員。
中学生の子どもがいます。
数年前の33歳の時に某声優養成所に通い始めました。
今は辞めてます。
今回はわたしが33歳で声優養成所に通うことになったそもそもの原因
『なぜ若いうちに声優養成所に通わなかったのか』
この理由を、今回はザックリ書いていきます。
1.貧乏だったから
わたしの生家、貧乏すぎて高校生の時に競売にかけられて無くなりました。
貧乏なのは物心ついた頃から気付いてて、
だから小学生の時から養成所に通うためのお金を節約してバイトして貯金してたの。
でも高校生の時に家に裁判所から通知が来て、家が差し押さえられて、バタバタと色々ございまして。。。苦笑
そこで小学生から貯金してたと思ってたお金が全て無くなってることに気づいたんだ。
マジであの時は絶望した!
この辺の詳しい話は長くなるのでまたの機会に。
それで、全財産差し押さえられ家族としては危機的状況だったから
「自分も家族の一員として働いて生活費を家に入れないとまずい」
「高校卒業したら上京して養成所通いたいなんて言えない」
そんな思いと、
小学生から家族に反対や文句を言われても動けるようにとコツコツ貯めてた上京資金が消えた虚無感もあり、
総合的に考えて無理だと思って今回は夢を見送ることにしました。
住む家を探したり、今この瞬間を生きるのに精一杯すぎて他の事を考える余裕もなかったしさ(笑)
『高校卒業後の今回は諦めよう!
とりあえず就職して生活費入れつつ、また上京資金等のお金を貯めよう!
我が家の生活が落ち着いたらまた養成所入ればいいや!』
という事で高校卒業時に養成所へ入るのは諦めました。
2.父親が余命宣告されたから
父親が病院で余命一年と宣告され、その通りのほぼ一年後に父親が亡くなりました。
高校卒業後にスムーズではなかったけど無事に就職できまして。
就職後は覚えることが多く大変でしたが、もうちょっとで気持ちも経済的にも軌道に乗るかな~ってぐらいの頃に父親が体調を崩して。
しばらくは近所の病院に通って、そこで大きい病院へ紹介されて精密検査を受けて。。。
そしたら父親の精密検査の結果をお伝えするので家族全員で来て下さい、と病院から言われまして、家族で病院へ向かいました。
そこで父親が余命宣告を受けました。
我が家はちょっと色々あって仲が良くない家族でしたので、私自身あまり父親との思い出も無く、父親に対して好きとか嫌いとか何の感情も無かったけど、目の前で余命宣告を受けてる人を見るのはさすがに辛かったです。
その後、すぐに父親の入院治療がはじまったのですが、
もっと父親と色々話せば良かった
もっと父親のことを知りたかった
そんな後悔する未来がわたしにも来るかもしれない。
そう思ったら「後悔しないよう父親と向き合ってみよう」と思えるようになり、週に一回は父親の病室へ会いに行きました。
お互い何を話せばいいか分からずソワソワしましたが、あの時に父親と向き合っておいて良かったな、っていまは思ってます。
そしてほぼ余命宣言の通り、一年後に父親は亡くなりました。
ここでも「喪が明けるまでは夢を追いかけたい!なんて言える状況じゃないなぁ」と思って、また養成所に入るのを見送りました。
あと、精神的に母親が疲れてしまって、ちょっと大変だったのよね。
3.妊娠、結婚、出産
ご縁がありまして当時お付き合いしていた方と結婚する事になりまして。
えぇ、そうです、出来ちゃった婚ってやつです。
正直、ちょっと母親に疲れてしまったんですよね。
昔からちょっと母親の様子っておかしいな、とは思っていたのですが、自分も疲れてしまって母親の望む事が出来なくなってしまって。
貧乏だろうが父親が亡くなろうが、一瞬落ち込む事はあっても頑張れた私ですが、さすがに母親の件は疲労困憊しました。
その辛かった時期に支えになってくれた方とご縁がありまして結婚しました。
妊娠、結婚、出産と怒涛の人生の大イベントだらけでその当時は養成所の事はすっかり忘れてました。
母親が大変だった時「母親がいなくならないと私の夢どころか自由はもう無いかも。。。」とぼんやり感じてしまい、辛くて悔しくて憎くてやるせない気持ちになってしまって、夢だった声優やナレーターの情報を自分に入ってこないよう遮断していました。それが効いたのかな?
遮断したおかげもありまして、すっかり忘れてました。
次回、通うことになる転機について
すっかり忘れたまま怒涛の子育てがはじまるのですが、忙しい日々を送る中で、とあるきっかけがあり「そうだ、養成所いこう」となります。
その『とあるきっかけ』について当時の記憶を呼び覚ましながら!
次回書いていきたいと思います。
ブログ的なものは不慣れでして、拙い文章力でございますが
どうぞ声優養成所に入るのを躊躇されている方は
是非ご覧になって下さいませ~
ちょっとは心のハードル下げれるかもよ!?
んで『よっしゃ!ちと行ってみるか!』って気になれるかも!??
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