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リハビリテーション栄養チームにおけるPT/OT/STの役割5つ

本日も引用は

です。

1.リハ栄養チームは職域の壁を超えた多職種で適切なリハ栄養を行う医療チームである

2.回復期リハ病院では、病棟専任の常勤管理栄養士を中心としてリハ栄養を行うことが望ましい

3.医療チームは古典的医療型、多職種参加型、多職種連携型、超職種型に分類できる

4.PT/OT/STは、リハ栄養チームで活動係数設定の役割を担って欲しい

5.リハ栄養の地域連携には、リハ栄養サマリーの活用が有用である


1.リハ栄養チームは職域の壁を超えた多職種で適切なリハ栄養を行う医療チームである

・リハ栄養チームとは2職種以上でリハ栄養に取り組んでいるチーム

・1職種が「リハからみた栄養管理」の視点、もう1職種が「栄養からみたリハ」の視点に立つことがポイント

・NSTが介入すると75歳以上の入院患者のADLがより改善する

・リハ、もしくはNSTだけでADLやQOLを最大限向上させることは難しい

「リハだけではそもそも視点が足りないということですね・・・」


2.回復期リハ病院では、病棟専任の常勤管理栄養士を中心としてリハ栄養を行うことが望ましい

・管理栄養士を含む医師、看護士、その他の医療従事者が計画に基づく栄養状態の定期的な評価や計画の見直しを行うことなどが求められている。

・リハカンファレンスでは「リハからみた栄養」と「栄養からみたリハ」の両者を話し合うことが望ましい

「管理栄養士が求められている!」


3.医療チームは古典的医療型、多職種参加型、多職種連携型、超職種型に分類できる

・古典的医療型と多職種参加型は医師中心のチーム形態であり、NSTには向いていない

・多職種連携型は医師とその他の職種は対等な関係であり、各職種の業務の境界が明確

・超職種型は各職種の業務の境界が不明瞭であり、多職種同士で必要な領域や役割を全体でカバーしあう

・NSTは職種の壁を超えたチーム医療と定義されているため超職種型が理想

「超職種型ならば、各職種がより栄養の知識を持つ必要があるそうです。」


4.PT/OT/STは、リハ栄養チームで活動係数設定の役割を担って欲しい

・回復期リハ病院でも入院患者の37.7%に低栄養を認め、低栄養の場合にADLの向上が得られにくかった(リハも栄養を無視できない)

・ベッドサイドで可能な嚥下機能評価は必須

・活動量、筋緊張、不随意運動を考慮したうえで活動係数を決定するのはリハが最適

「嚥下評価はできても活動係数の決定・・・は勉強しないとです。」

http://www.peg.or.jp/care/nst/sanshutu.html←活動係数について


5.リハ栄養の地域連携には、リハ栄養サマリーの活用が有用である

・リハ栄養は1施設で完結することは少ないので地域連携が必要

・リハ栄養の情報共通ツールの一つとしてリハ栄養サマリーの活用が有用

リハ栄養サマリーについては著書に載ってましたが掲載は控えます。

「身近なところではKTバランスチャートなどもありますね」


リハ栄養は筋トレの栄養と重なる部分もありますが、健常者とは違う要素も多々ありますね。

より広い知識や専門性が求められる・・・と思うと勉強しつつ、

多職種での協力が必要と感じました。


本日も引用は

でした!






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