退職の報告(夢)

転職活動が終わって、退職が決まる。
そして家具を整理しながら「これじーちゃんがくれたな」と思い出し、でも何かがあるとじーちゃんが死んだなとも思い出す。

冷蔵庫を閉めて、洗濯機を閉めて、職場に向かうと患者さんに紛れてスーツの男が二人院に入ってくる。
それを院長が対応している間に、おばーちゃんを二階にある和室の部屋に案内。
茶菓子とお茶を出しながら退職を報告すると、「お疲れ様、よく頑張ったね先生」と言ってくる。
先輩先生の担当の患者なのにすごく喜んでくれる。

和室部屋の左側の廊下の先に階段、右側に洗濯部屋があって、その洗濯機に触れるとじーちゃんが思い出される。
何かのタイミングにいつもじーちゃんが関わっていたな〜と思いながら、自分がまだ働いている院なのに治療の予約時間を待ちながら、死んだはずのじーちゃんがこっちに向かって来ていて、途中合流して来院しようとしていた事を思い出す。
スマホで「先に院に着いてるから帰りは一緒に電車で帰ろう」と電話で伝えて、待ち時間の間、スーツの人の用事が終わるまで先輩先生担当の患者と談笑している。

和室は10畳ぐらいで、おばーちゃん患者の背中側に立派な掛け軸があって、おばーちゃんの右側に積み重なった箱が6箱ぐらいあった。
い草が緑じゃなくてやや茶色で、仕事場なのに本来は休みのせいか時間が穏やかな昼前だった。


ちなみにおばーちゃん患者もスーツ男も知らない顔。
実際の職場には和室なんかない。
じーちゃんはイベントごとに死んでるのに、何故か生きている存在だった。

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