しまっちゃうおじさんのキャリーと彼女取材(夢)

整骨院で仕事をしていると、元有名な野球選手が人をバカにしてくるので「過去の話でしか自慢できることがないとか、今の自分が他人からどう思われているとかも分からずに他人をバカにするなんて、存在価値がゴミ以下ですね」と、啖呵きって喧嘩。

それを上の階で聞きながら窓の外(外からは中は見えない)を見ていると、窓の中を覗き込んでくる人がいる。

相手にはこちらは見えていないけど、窓に張り付かれて気持ち悪い。

その人の隙間から迷彩服がたくさん見える。

整骨院は駐屯地近くにあるので、8時前の時間は自衛官でいっぱい。

その中でキッチリ軍服みたいな制服と、ザ髭!みたいな髭をした自衛官が帯刀して整骨院に入ってくる。

下から院長と談笑している声が聞こえてきて、「混み合う時間帯ですから〜」なんて話てる。

手に持った水色のでかい改造したペットキャリーを持ち込んで「どうぞ」と言って、さっきバカにしてきた元野球選手をしまい込む。

網目状のキャリーで中が見えるので、元野球選手丸見えでギャーギャーうるさいが、帯刀した自衛官が網の中に刀を入れ込むと「人間以下が話して良い許可を出した覚えはないが」と凄んで大人しくなる。

静かになった中身を無視して改造キャリーを見てると、所々なんか赤いものが付着してるから自衛官に聞いてみると笑顔でかわされで、それからキャリーを引いて帰っていった。


この町に昔から高級だと言われている魚屋があって、そこの魚は特別だからと料亭などが買いに来る。

家族経営の魚屋に一人娘が住んでいて、彼女とは大学が一緒。

一緒に帰宅してるとお腹が減ってきて「だったらご飯食べて帰ろう」となり、町の方に行く。

ファミレスとかに行くと思っていたら、気が主張するザ料亭に入っていき、中に何件もの料亭があるけど一番奥の店に行く。

そして料理人に直に「魚のおまかせお願いします」というと、何か魚料理が何品か出てきて、それをどっからか出てきた籠に入れると500円払って彼女は店を出る。

その後をついていくと後ろから「良いんですか、あれ今朝買ったやつじゃないですか」なんて話が聞こえてきたが「あの嬢ちゃんはヤツんとこの娘だ。俺らはヤツに飯食わせてもらってるようなもんだから気にするな。支払いだって後日親父が払いに来るんだ」と言ってて、そーなんだーって思って店を出る。

「私んちで食べよ」って言うのでついていくと、深海みたいな色のガラスの壁沿いで着物の女性とはっぴ着たおじさんが立ってる。

二人が「おかえり」と言うから誰?って言うと「私に魚と店と生き方を教えてくれた人なんや」と言って着物の女性に挨拶する。

「そんな大げさな〜うちはただ大事なこと教えただけやで?」

「でも感謝してます、だから私は店を継ごうと思いましたし…それにおじさんに教わってたらそんな気持ちうまれても無かったと思います」

「お嬢の言うとおりだ!俺じゃ不良娘になっちまう」

「まぁ…そうよね〜」

という身内談笑が始まり、彼女の部屋についてから料亭ご飯を食べながら咄嗟に「インタビューしていい?」と聞いて、取材タイムが始まる。

とりあえず着物の女性と一緒にいたおじさんは、ヤのつく自由業関係の方なので、彼女を離して育てたとか複雑な話をして取材が本格的になっていった。

二人は人の種類は違っても、人をまとめる人種だと説明を受けて白身魚の切り身でお茶漬けを食べた。




ちょっと何箇所か曖昧。

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