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薮中塾6期 前期活動振り返り会


みなさんこんにちは。薮中塾6期運営の宮本真奈です。

8月29日・30日に薮中塾オンライン夏合宿が開催されました。
今回は、そこで行われた「6期生前期活動振り返り会」の様子を当日使用したスライドを用いてご紹介します。

①薮中先生からのご講評

スライド1

まずは塾長のご講評からスタート!

全てオンラインで行われたにも関わらず、みんな積極的に活動していたと前期活動に対してお褒めの言葉をいただきました。
また「コロナといった大事な時期だからこそ、考えなければいけないことがある。」「喧嘩してもいい。喧嘩したら仲良くなるので。それくらい堂々と議論できる人になってほしい。」などと塾長の思いを伝えていただきました。

塾生は身が引き締まる思いで聞いていたように見えました。

②前期活動おさらい

スライド2

今年の3月に薮中塾6期が始動して、約半年が経ちました。
その半年間の活動がこちら。

4月 入塾式・「憲法改正」勉強会
5月 「中東問題」勉強会
6月 「社会保障」勉強会
7月 「教育格差」勉強会
8月 夏合宿・「性産業」勉強会

本来なら月に一度、京都で勉強会が開催されるのですが、新型コロナウイルスの影響で残念ながらオンライン(Zoom)開催になってしまいました。

しかしオンラインだからといって活動量が減ったり、関係が疎遠になるわけでもなく、むしろどの勉強会もかなり熱のこもったものになり塾生同士の信頼関係もできていたと思います。

この他にも「新型コロナウイルスに関するミニ勉強会」や「勉強会テーマのピッチ大会」など塾生による様々な活動がありました。
(詳しくは薮中塾Facebook・薮中塾公式マガジンの記事をご覧ください。)

③問いかけ

スライド3

6期が始動する前、全員に聞いた質問がこちら。

「あなたはどうして薮中塾に入ろうと思いましたか。」

この質問から、塾生それぞれの思いを知りました。



そして約半年が経ち、再び塾生に以下の質問を投げかけました。

「その目的は薮中塾で達成できていますか。」

6期の活動も後半戦に入るので、このように一度初心に返ってもらう機会を作りました。

④前期活動に対する感想共有

スライド4

次に3人グループで前期活動に対する感想を共有してもらいました。

ちなみに以下、事前アンケートで出てきた前期活動の感想を要約したものです。

〇前期活動で良かった点

スライド2

・オンライン開催に対応できた
議論の仕方、ディベートの形式を学べた
ミニ勉強会など塾生の自主的な活動が生まれた
塾生と関わることで専門外の分野に興味を持った
・外部に対する発信が増えた
・Slackを通して日常的な交流が増えた
・他団体とのコラボや外部の人を審査員に迎えた

オンライン開催でも塾生が主体的に活動していたことが良かったという意見がとても多くありました。ZoomやSlackなどのツールを駆使して、まるで実際に会っているかのようなコミュニケーションをとることができたと思います。

〇薮中塾で得られると期待していたこと

スライド3

ディベート/論理形成能力
論理的思考/発言
・様々な社会問題に対する知見
塾生の多様な価値観
・マネジメントスキル・リーダーシップ
・相手の立場になって考える力
・情報収集能力
・人脈
・専門知識/学識知
学びにくい/話しにくいテーマを話せる場

やはり薮中塾のモットーである「speak out with logic」を達成したいという意見から、論理的思考力や議論する力を期待する塾生が多く見られました。
その他にも毎月チームで勉強会を作り上げるので、そこでのマネジメントスキルやリーダーシップを期待する塾生もいました。

〇入塾して変わったこと・得たもの

スライド4

・データの重要性を感じ、リサーチする頻度が増えた
論理的に話すことを心がけるようになった
・社会問題に関心を持つようになった
・目的と手段を整理して行動できるようになった
自分と違った分野の人との関わり方
・アグレッシブな塾生との出会い
・知的探求心
・多角的な視野
大勢の前で発言する力

論理的に話す力や、社会問題に関する関心・知見など、入塾前に期待していたものを得られたという意見が複数あり、嬉しく思います。
その他にも自分と違った分野の人の関わり方、塾生との出会いなど、塾でのコミュニケーションから得られたものもたくさんあったみたいです。

〇卒塾の時点で自分がありたい姿

スライド5

卒塾した後も勉強会や飲み会に行ける関係
論理に基づいて話し、外部に発信する
・周囲の人の良いところを引き出せる
・リーダーシップをつける
・相手の立場に立って考えられる
多様な価値観を尊重する
・真意を損なわずに考えを言語化する

回答を見ていると、塾生それぞれが「卒塾後にありたい姿」について真剣に考えているということが伝わってきました。
その姿は塾生によって様々で、自分に足りていないものを身に着けたいという意見や、自分の強みをもっと強化したいという意見もありました。

卒塾した後も勉強会や飲みに行ける関係はもちろんのこと、生涯を通して共に切磋琢磨し合える関係を築けるように、運営としてより一層努力しようと思いました。

〇薮中塾で成し遂げたいこと

スライド6

・ピッチ大会であがったテーマを扱って勉強会を開催したい
・対話姿勢の議論をしたい
全員でバチバチの議論をしたい
・他団体とのコラボ企画
・塾外に対する発信
塾長と議論したい
・塾生とオフラインで会いたい
2月イベントを成功させたい

塾長による講評でもあったように、「バチバチの議論」を求める意見が多く見られました。この半年間である程度信頼関係も築けたと思うので、後期は遠慮なしの議論をしていきましょう!

⑤全体発表


スライド5

感想共有の後は前期活動の感想を踏まえて、

「自分自身の後期活動における目標」「薮中塾を通してやってみたいこと」

を塾生に考えてもらいました。

そして全員の前で

「前期活動の感想」「後期活動の目標」
「挑戦したいこと」「みんなに伝えたいこと」

を発表!

せっかくの機会なので紙に書いてもらい、薮中塾生宣言として全員に発表してもらいました。(ある程度省略しています。)

小野:主張に対してロジックを持って反論できなかった。もっと勉強して,ロジックを持ってディベートする。プロジェクトの実現。

大木:「思いを後押しする」ワールドカフェやピッチ大会の中でみんなの思いを知った。後期はそれぞれが自分の思いを実現する後押しがしたい。

國弘:「伝え方の練習」伝える相手が誰かを考えて伝えることが大事。その練習がしたい。

濱田:前期でみんな良いところがある。塾生にいいところを知り吸収して、新しい自分へ。個人でどんどん容赦無く絡んでいく。
三枝:speak out with logic. 後期も磨いて、みんなと成長。
佐田:視野を広げて、巻き込むことがゴール。自分の考えと違う考えを持つ人に対して、発信して巻き込む勉強会の風土をつくっていく。
植竹:想像力が鍛えられた。①日本を知る ②塾生のために頑張る自分 ③プロジェクトの実現性を高めたい
長﨑:勉強会で話したことが自分の意見なのか。自分が発言していることがニュースとかの受け売りなのか。後期は自分の心に問いかける。
齊藤:自分の関心のあるテーマを発信する番。英語ディベートやディスカッションの実現。
橋本:目標は自分磨き。自分の思いを芯を損なわずに発信。相手に自分の考えていること、あ、それだなって伝わるように。
柴田:勉強会では事前にもっと準備しないといけない。外部とのつながりを作る努力をする。外部の人からフォローしてもらえるように。
菊池:意見の方向性は似ている。賛成・反対に分かれるが、極端な賛成・反対はいない。それでも意図的にイシツな空間を作りたい。

小原:6期のスパイスになる。みんなの持ち味を引き立てる。みんなの後押しをしていきたい。
中西:5期には無かった取り組みができておもしろい。薮中塾の魅力、自分の考えを勉強会で発信する。自分の考えを言える場を!
立石:みんな楽しんで話せる場。お互いの意見を聞いた終わりだけでなく、なんでそうなのみたいな問いで議論を深めていければ。
安住:自分の意見をつたえられるようになった。端的に切り込んだ発言をしたい。
右谷:日韓関係とか日台関係と後期は自分に興味のあるテーマ。自分の今までの関心や知識をつかって、自分らしさを発揮することができたらいい。
永井:アウトプットの機会を増やす。知りたいのは趣味とかプライベートとか。私はこれが大好きなんだ!みたいなことを知り合う機会。
長谷川:薮中塾で家族感を大切にしたい。自分のオリジナリティーを出し、他の人のオリジナリティーも引き出したい。
善波:塾生の優れている点を全部吸収して、みなさんを引っ張る。絶対speak out with logicを達成する。
石川:みんなの人生や社会に薮中塾を残す。もっとoutput。自分もするし、みんなにもさせていく。シナジーを作る。
老松:論理性と知見。speak outできるけど、logicが足りないのでlogicを磨く。専門が狭まっていくなかで興味を持って知ることを大切に。
宮本:シナジー生み出す。みんないろいろな強みを持っている。流れを前向きにもっていく強みを活かしたい。
梶野:人と人との関わりの中で謙虚さを身につけ、多様な価値観を尊重し, その中でリーダーシップを発揮できるようになっていたい。
田端:自分で準備をしているものをきっちりと濃い内容にして伝えられるようになったうえで、議論を要約して伝えられるようになりたい。

⑥まとめ

スライド7

この半年間、塾生の内なる思いを知る機会が少なかったので、この「前期活動振り返り会」はいい刺激になったのではないかと思います。

前期活動を通して、塾生は薮中塾がどのような場所か分かり、塾生との関係も作ってこられたと思います。

そのため、後半戦では面白い企画、そしてバチバチの議論が行われること間違いなしです。

今後も応援よろしくお願いします!☺

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