見出し画像

【北陸横断1日目】47都道府県制覇を目の前にして。

旅の概要。47都道府県制覇について

コロちゃんで海外へあまり行けなくなってから、海外行けないうちに日本をもっと見ておこうと思って目指した「学生のうちちに47都道府県制覇」の夢。結局大学生のうちには惜しくも達成できなかったけれど、あと残り北陸の3県なので大学院のうちには成し遂げたい。四国は自転車野宿で一周、九州は青春18切符で一周、など各地方ごとテーマをもってやってきたので、北陸もなにかしたいと思った。最初はまた青春18にしようかと思っていたので青春18切符の期間が切れるギリギリの9月2週目に旅を計画。しかし、よくよく調べてみると金沢から新潟ってJRが繋がっていない。熊本ー鹿児島の薩摩オレンジ鉄道のように、私鉄とJRが入り混じっているのだ。つまり青春18で北陸横断は基本的に不可能。半分諦めかけていた時、なんと土日のみ使える金沢ー直江津間の私鉄JRどちらもに使える「北陸お出かけtabiwaパス」なるものを発見。これしかないと思い今回はこのキップをフル活用して1日で金沢から新潟県の直江津まで駆け抜ける。

9/8(金)23:15 新宿から旅がスタート。

以前サマーインターンでお世話になったEY会計士▶人事コンサルという異色のキャリアの大先輩と夜ご飯。今日一日考えてた就活生の自己理解を深める事業、概要としては就活×コーチングの内容をひたすら壁打ちさせてもらった。多分全然視座は異なるが、目指してる世界や大切にしてる価値観が近い方だからこそ親身になって話を聞いてくれて、一緒になって形にしていこうという姿勢が非常に心強かった。人に話すと自分の中でも整理されるし、本気度が爆上がりする。テンションが上がったまま夜行バスの中でも考えていた。

新宿から夜行バスで金沢へ。

金沢駅着。サウナの文字に惹かれるものの、、

朝7:30ごろ金沢駅に着いた。1つ目の休憩SAまではサービスのことを考えて全く寝れなかったから不安だったが、気づいたらちゃんと寝れていたようだ。おはよう。バスを降りたらこんな朝早くから日帰り入浴をやってるAPA系列の温泉を発見。サウナもあるなんて言われたら入るしかないよね。

サウナを見つけてしまったら入るしかない。

さっぱりした。サウナの温度がめっちゃ低い&水風呂がただのぬるま湯、と整わせる気は微塵も感じなかった(笑)が良い朝風呂になった。こっから北陸を楽しみ尽くすぞ。


これが有名な鼓門らしい

金沢まで来てMTG。鉄は熱いうちに打て。

早速金沢観光、と行きたかったがまずはMTG。価値観が近くて多分共感してくれるんではないか、と感じたサマーインターンでお世話になった友達へ事業の相談したく昨日の夜連絡してzoomセッティングしてもらった。昨日の今日でMTGしてくれる事に感謝して、金沢まできて語り合える幸せを噛み締めていた。観光も良いがこの時間もめっちゃ有意義。

近江町市場前のスタバで

近江町市場▶金沢城▶兼六園▶21世紀美術館

さてzoomも終えてここから本格的に金沢観光。今日中に新潟まで鉄道で横断し切らないといけないのであまり時間がないと思いながらも、観光名所がめっちゃコンパクトにまとまっていて満喫できた。まずはのどぐろなど鮮魚が有名な近江町市場へ。

近江町市場

近江町市場を抜けてしばらく歩くとすぐに金沢城跡と隣接して兼六園がある。めちゃくちゃ綺麗に整備されていて、歩いてて気持ちのいい公園だった。月に一回こういう自然豊かな公園を歩いているだけで心が浄化される。定期的にこういう時間を持ちたい。

のどかな兼六園

自然を満喫して心をリラックスさせた後は、21世紀美術館へ。「アレックス・ダ・コルテ 新鮮な地獄」という期間限定の展示も楽しめた。正直近代より前美術館よりもさっぱり意図がわからない作品が多かったが、逆にその方が観覧者ごとに別の受け取り方、作品の背景を様々な角度から妄想することができるので楽しみ方も多いのかもしれない。一瞬で理解できない、でも何かをじわじわと感じる、結果自分との対話に繋がる。そんな贅沢な時間の過ごし方ができるのも美術館の醍醐味だし、この時間を有意義に感じれるようになってきたのも人間としての成長なのかもしれない。東京に戻ってからも定期的に行きたい。

21世紀美術館

【金沢▶富山】ブラックラーメンと富岩運河環水公園

午前中金沢を満喫したあとは、1時間電車に揺られ富山駅へ。富山と金沢って1時間しか離れてないのか。本当に県庁所在地か?と思うほど駅前も何もなく、あまり観光も調べて出てこなかったので富山出身の友人に聞くことに。するとブラックラーメンの本店が路面電車に乗った先の西町にあるというのでそちらにお邪魔した。やはり地元民へ聞くのが一番。

ブラックラーメン本家「たいき」

新潟方面の電車まで2時間ほど余裕があったので駅の逆側を散歩することに。すると昔大好きだったSLが展示されている公園が。

SL公園

さらにしばらく歩くと堀のように水で公園の周りをおおっている富岩運河環水公園を発見。運河の終端地を公園化したものらしい。富山の公園はどこもめちゃくちゃ綺麗に整備されており、家族連れで賑わっていて微笑ましかった。東京まで2時間ほどで出られるし、子育てしやすそうな富山いいなと素直に思った。

環水公園

【富山▶直江津】さっそくの学生面談と電話、ポカしまくった温泉

富山を楽しんだあとはついに最終目的地の新潟県直江津駅へ。富山駅から直江津までは2時間半ほど。電話したり論文読んだりゆったり過ごして、直江津に着いた頃にはあたりが真っ暗になっていた。

夜は繋いでもらった同じ25卒の学生との面談を初めて行い、就活生の肌感覚を共有した。もっと面談の人数も増やしていきたい。少しづつ事業にも近づけていきたい。

一日楽しみ尽くしてついにお風呂へ。大浴場がついているホテルだったのだが、自分の部屋がある別館とは一度外に出る必要もある関係で片道5分ほどかかる。1回目行ったときはリストバンドを忘れ、2回目はタオルを忘れ、なぜか3往復もすることに。ほんと何してるんだ。

この日の最終目的地。もうあたりは暗くなってた

47都道府県を終えて

感慨深い。ついに終わったのか。バックパッカーとか海外への旅が制限されたコロナ禍に入ったとき、どうせ海外へ行けないならまずは日本を満喫しようと思って立てた「学生のうちに47都道府県制覇」の目標。大学院まで持ち込んだけど、なんとか達成できた。海外のいろんな景色見てみたい気持ちはやっぱり強いし、アメリカ横断とか東南アジア一周とかもいい経験になった。だがまだ日本にももっと良い所といい出会いがあるはずだし、まだまだ行きたいところはたくさんある。目の前の一瞬一瞬を全力で生きて、いろんなところをこの目で見て、この地球に生まれてよかったと思いながら死にたい。今日からまた頑張るぞ。

この記事が参加している募集

旅のフォトアルバム

旅の準備

読んでいただきありがとうございます! ハートをポチっとしていただけると執筆の励みになります✌️