イメージを共有したいなら、言語化をサボるな
他人に自分のイメージを共有すること。
仕事をする上で、いかにスピード感を持ってこれを効率的に行えるかはとても大切なことだ。
一見、簡単そうに見える。けど案外うまく伝わっていなくて理解スピードが途端に遅くなっているケースが多々周りで発生しているなと思う。そして、色々な事情や関係者が増えてきた時に、後に引き返せないほどのダメージになっていることもある。
なにが足りていないのか考えてみると、準備不足とその効率の悪さから来ているのではないかと思う。
まず、イメージを伝えるための準備不足。ノー準備で勢いに任せて話すと、本当に頭の良い人じゃない限り、ぐっちゃぐちゃな話し方をしてしまう。結果、聞いてる側はよくわからなくてイライラする。つまり準備とは、いま抱えているものを書き出して整理するという言語化の作業である。
次に、それを効率的に行うこと。効率的にできないからめんどくさくなって、準備をしなくなる。その悪循環を止めるには、整理の仕方のフレームワークを持つのがいい。そうすると単にそこにはめていくだけで勝手に整頓されて、とても楽になる。自分なりのフレームワークを持つのが難しければ、とりあえず5W1Hに落とし込むだけでも良いと思う。
5W1H =「いつ(When)、どこで(Where)、だれが(Who)、なにを(What)、なんのために(Why)、どのように(How)」
これの二つがきちんと出来ると、自分のイメージをそのまま相手に渡すことができる。
これは訓練すれば絶対誰でも出来るようになる。だから常に意識して、慣れて、自然とできるようになるまで繰り返す。そうしたら、もっと仕事が早くなって楽しくなってくるはず。
チャットばかりできちんと文章化することが少なくなって来ている仕事場が増えているからこそ、日々言語化の癖をつけることが大切な気がしている今宵である。
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