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人は87%目で飯を食っている

実は、私たちの食べ物(食事)と色には切り離せない関係があります。食事の際、感覚の中で一番よく働いているのは、 味覚(味)でも嗅覚(香り)でもなく、視覚です。
私たちは料理のおいしさを五感(味覚、嗅覚、触角、視覚、聴覚)で判断していますが、その中でも視覚情報は87%を占めているというのです。

■おいしそうに見える色

一般的に、暖色の食材のほうがおいしそうに見えるといわれています。 そして色が濃いほどおいしく見えることがあります。
では、あなたが料理を作ろうとして卵を割りました。どちらの卵が美味しそうに感じますか?

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いかがですか?やはり濃い色の卵のほうが美味しそうに感じるのではないでしょうか。
実際は、味と色は関係なく、黄身が薄い卵でも成分が濃く美味しい卵もあるのに、私たちは色が濃い卵を好む傾向にあります。
これは、今までの経験から、「色が濃いもの=成分濃度が高い(味が濃い)のでは?」と判断しているからといわれています。やはり、色と食欲には大きな関係がありそうですね。


■色の効果でおいしそうに見せる

では、色の効果を利用して食べ物を美味しそうに見せることはできるのでしょうか?
例えばこのサラダに
サラダ
トマトをプラスすると...より美味しそうになりました。
サラダにトマト
これは補色の効果なんです。他にも、例えば赤身の刺し身にしその葉を添えるとおいしそうに見えるのは、赤と緑は「補色」の関係で、両方の色を引き立たせる働きがあるからです。

■食欲を減退させる色

スライドでも見たように、食欲を減退させる色もあります。一般的に、「青」は食欲を減退させる色といわれていますが、なぜでしょうか?それは、 自然の食材の中に「青」は存在しない ためといわれています。
青い魚も、うろこなどは青ですが、肉は白やピンク色です。また、青に近いとされる茄子やブルーベリーも、少し赤みを帯びた紫色です。
こうして、食材として「青」を見ることなく進化した私たち人間は「青」という色に食欲がわかないようになっていったのだと考えられます。つまり、青い食べ物を見ても、脳が食べ物ではない(おいしくない)と勝手に判断するんですね。

ポイント 青色は食欲を減退させる理由は、私たちは「青」を見て食事を連想できないからなんだね。

■青色ダイエット!

青色が食欲を減退させる効果を利用した「青色ダイエット」が流行しているそうです。TV番組でもたびたび特集されているので、知っている人もいるのではないでしょうか?


[青色ダイエットの方法]
青色ダイエットには次のような方法があります。
・青色メガネダイエット
・カメラアプリ
・青い食器を使う

それでは、それぞれにダイエット方法をみていきましょう!

◆青色メガネダイエット 青色メガネ
この方法は青色のメガネをかけながら食事をするだけ! 簡単ですよね。たったこれだけのことで多くの人がダイエットに成功しているようです。今では、インターネットや100均などでもダイエット用として青色メガネが販売されています。


◆カメラアプリダイエット その名も「ダイエットカメラ」 camera
方法は簡単です。食事やおやつの前に、食べ物をこのアプリで撮影します。すると、食べ物が青くなって表示されるので、この写真をしばらく眺めるだけ。これだけのことで、食欲が抑えられるそうです。

◆青い食器ダイエット
痩せたい気持ちはあるけど、食べ物がまずく見えるのは、ちょっと抵抗が…。
そんな人には、この「青い食器ダイエット」がおすすめです。食べ物が青く見えるよりは、ダイエット効果は劣るかもしれませんが、青色を視覚で捕えながら食事をするという方法は同じなので、普段よりは食欲を抑えることが出来るはずです。
お皿、お茶椀、お箸、ナイフ、フォーク…テーブルクロスなどを変えてみるのもいいと思います!

無理に我慢するのではなくちょっとした変化を加えることでダイエットはたやすいものになります!

僕は食器を青色にしたおかげで間食がなくなりました!

みなさんもやってみぃー



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