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Webデザインの職業訓練校に通って1年後こうなりました

久しぶりに更新します。フリーランスの写真家・フォトグラファーとして活動をしているyasukaです。

ちょうど1年前、30歳だった私が4ヶ月ほど広告・Webデザインの公共職業訓練校に通ったのでそのお話をしようと思います。

個人的な感想と、できるようになったことなどざっと書きます。専門用語をちゃんと理解できてるか自信ないので初心者向けと思って大目にみて下さい。全くこの世界がわからない方には逆にわかりやすいかもしれません。

先に結論を言うと、Photoshop、IllustratorなどのAdobeのソフトが使えるようになり、コーディングも少しできるようになりお仕事にも繋がったので職業訓練校に行ってよかったです。最近の成果としては公共職業訓練+実務3ヶ月+独学で自分のホームページを作ることができました。

では、それまでのことをお話ししますね。

幼い頃から水泳をガッツリしていたので、大学ではスポーツ科学を学びました。結局卒業までしたいことが見つからず、新卒からの7年間はずっと事務の仕事を地元でしていました。人事だったり、データ分析だったりExcelやWordをガンガン使う職場にいました。

クリエイター向けのAdobeのソフト(PhotoshopとかIllustratorとかパソコンでクリエイティブな何かを作る系のソフト)なんてほぼ使ったことがありませんでした。

唯一使えたのはLightroom(写真を管理したり編集したりするソフト)。これは趣味で写真をしてたので2、3年独学で勉強して使えるようになりました。因みにパッケージ(買い切り)版がまだあった頃で、それを使っていたので他のソフトは使ったことがなかったです。

そんな私が何故Webデザインの職業訓練に通うことになったかと言うと、趣味でしていた写真が楽しくなったので、もっとこれに近い事(作る系、生み出す系)を学び、職種を変更したいと思うようになったからです。

他にも理由が色々あった気もしますが忘れました。とりあえず前の職場の退職のタイミングもあって、面白そうだったからって言うのが一番の理由かもしれません。失業保険を受給しながらPhotoshopが学べるならぜひ学びたいと。

職業訓練には適性検査と個人面談があって、20人の募集に対して50人弱の応募でした。私が通った時に私の通った場所がこのくらいだったのでなんの参考にもならないとは思います。

職業訓練校のチラシを丸暗記して面談に向かいました。それが功を奏してか(たぶん違う)、20人の中に入ることができました。20人の中には20代前半くらいの方から40代の方までいて、幅広い年齢層の方が通っていました。コーディングやクリエイティブなことに興味のある人や、前職で印刷物のデザインや映像に携わっていて、今度はWebデザインやコーディングが学びたい人などが多かったと思います。ただなんとなく来たっていう人より、ある程度明確な目標があって(その中でもみんな悩んでましたが)、思いが強い人が集まった感じでした。

職業訓練の事はさらっといきます。
訓練ではIllustratorやPhotoshopを使ってDTPやWebデザインを学んだり、Dreamweaberを使ってコーディングの勉強をしました。資格試験も3つ受けました。

こんなことを書いてますが、当時DTPもコーディングの意味も全くわからなかったです。だから職業訓練校のチラシを丸暗記して試験に臨んだんですけどね。

今もちゃんと意味がわかってるか自信ありませんが、紙的なのにデザインするやつ(印刷物)がDTPで、Webサイトをつくるために暗号みたいなやつをパソコンに打ちこんでいくのがコーディングです。こんな説明じゃ絶対わからないので、googleか何かで検索してみてください。

通っている間にパソコンで何かを作れる範囲がどんどん広がっていきました。4ヶ月なので、どれも最初の一歩って感じのところで終わるのですが、右も左もわからない初心者にとって始めることが一番の課題な気がするので、とても勉強になりました。

「何がわからないのか」、「何を調べたらいいのか」、ということがわかるようになるので、覚えたいと言う意志がある人にとってはとても有意義な時間だと思います。

これも本当に個人の感想で、物足りないと思った人もいた思うし、やりたいことと違ったと思った人も中にはいたと思います。こんな人もいるんだなぁ程度に思って下さい。

途中ついて行けなくなって悩んだこともありましたが、新しいことを学ぶのは好きなのでとても楽しい時間でした。

また、Adobeのコンプリートプラン(いっぱいソフトが使えるよプラン)にも学割で入れて(期限あり)お得でしたし、同じクラスの友達はたしかmacを学割で買っていました。お財布に優しい。学生っていう響きもいいですよね〜。

それから学校でクリエイターさんや業界の方とも繋がれたことも嬉しいことの一つでした。先生も地元の業界に詳しいし、あれやこれやで情報がたくさん集まってきます。

そのおかげもあって職業訓練が修了して1ヶ月後くらいに映像とWebデザイン等をしている会社に入社できました。この就職に関しては写真をやっていることが採用に繋がったということも大きかったので、一概に職業訓練に行ったから就職できたとは言えませんが、入社してwebサイトのコーディングを担当させてもらえたので、職業訓練校に通った甲斐があったと思います。

この会社はのちに独立するにあたって数ヶ月で辞めることになるのですが、少しの間でも現場のことを学べてとても為になる期間でした。

写真を中心としたお仕事をしてみたくなったのと、話せば長くなる理由があって、2月からは写真家・フォトグラファーとして独立をしました。

2月からの独立ということで、コロナの影響をもろに受けているのですが、そんな中でも職業訓練校に通ったことが生きて様々な制作に取り組めています。

例えば、最初のほうにも書いた自分のホームページ。

長年やってる方からみると”ヘタ”なホームページかも知れませんが、去年の自分だったら絶対に作れていないホームページです。自分でサーバーを借りて、ドメインを取得してワードプレスを使って(この3つも去年はよくわかってなかった言葉です)作成しました。

IllustratorやPhotoshopを使ってグッズを作ってみたりもしました。

ちょっと使えるだけで、できることの幅が広がります。これに加えてイラストを描いてみたり、ロゴを作ったり、写真を加工したり、名刺を作ったりもしています。ずっと勉強してきた方みたいに上手くは作れませんが、自分の活動のコストを抑えられたり、マイペースで自分のイメージを形にできるので訓練や実務で学んだことがとても役に立っています。せっかちで思いつきで色々したいタイプの私にとってものすごく都合がいいです。もちろん、もっとクオリティが高いものが作りたい時や、写真関連の業務が忙しくなって時間がない時はそれぞれ専門の方に依頼をするつもりです。

また、職業訓練とは直接関係ありませんが、Adobeのソフトに慣れてきたので最近映像制作も始めました。Premiere ProやAfter EffectsというAdobeのソフトを使っているのですが、Illustratorと連携して映像が作れたりするので、テロップなんかもなんとなくいい感じに仕上がるのが嬉しいです。何事も挑戦だと思い、始めて4日でYouTubeに載せてみました。​



以上が職業訓練校に通ったプラスαの成果です。他にもありますが、思いつくものを書いてみました。

何をするにも、基本調べて、調べて、調べて、なので、独学でもできるとは思うのですが、それで行き詰まった時に相談できる人がいるのがとてもありがたいです。去年の今頃職業訓練校に通う決断をしたのは本当に正解でした。何かを作ったり、生み出したりすることが好きな私にとって、人生が今までの何十倍も楽しくなりました。

現在写真家・フォトグラファーとして活動するにあたって、広告用の写真は何を意識したらいいか、web用の写真は何を意識したらいいかなど考えて撮れるようになりました。また、できることの幅も広がったので、今後の活動に活かしていけたらと思っています。今はコロナの影響で厳しいけど、めげずに頑張ります。

いつもはインスタグラムにいるので良ければのぞいてみてください。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。私自身コロナの影響もあって今はお仕事がほぼない状態だし、職業訓練に行っても思い通りの就職ができてない人もたくさんいるので必ずしも全員にお勧めとは言えませんが、やりたいことがあるけど全く違う業界からの転職が不安な皆さんの一つの選択肢として職業訓練校を考えてみてはいかがでしょうか。

これを読んでくださってる皆様にも、これを書いてる私にも最高な未来が待っていますように。


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