本当?「そもそも論」を推進することで、仕事は上手く回っていく
そもそも論に対する風当たりの強さ
仕事の会議とかで話していると、「そもそも〜」ってそもそも論を言う人が凄く嫌われているなーと感じています。
いつからこういう風潮が始まったのか正確には分かりませんが、せっかくここまで頑張ってやっていた仕事のちゃぶ台を返す行為だとみなされて、そもそも論を受けた側は「攻撃をされた!」と思ってしまうのかも知れません。
でも、そもそも論って絶対に必要じゃん
でも、長く同じ仕事を進めていると、皆の中で偏見が出来てきて、視点が狭くなったりしませんか?
偏見というものはとても厄介で、一度ついてしまうとなかなか頭の中から離れず、重大な見落としをしたり、全然市場に求められていないものを世に出しちゃったりと、結構厄介な邪魔者です。
その厄介な偏見を取っ払ってくれるのが、「そもそも論」なんだと思います。
そもそも論は、Why(なぜ〜)に分類される質問だと思うのですね!
そのため、今抱えている偏見を前提から疑うこの質問は凄く物事を前に進めるキッカケとなる言葉だと思います。
そもそも論を言うと、ヤブ蛇になるかも知れないけど、間に合うならやり直したり、無理なら課題として積み上げたりした方が長期的に良くないかというのが自分の考えです。
そもそも論への対応策
最近は、「心理的安全性」を誤解して、「出来るだけ攻撃的な言葉を使わずに話そう」っていう流れがあるように感じます。
しかし、そもそも論(前提を疑うような質問や発言)は攻撃的な言葉ではなく、時には仕事を救う金言になるかも知れないです。
そもそも論を言う、言われた時にあたふたしないように。
話す際にポイントとなると思っているは3点。
1.そもそも論を言う人を煙たがらない。
そもそも論は、凝り固まった偏見を除くために必要である。
2.そもそも論が出た時の対処法を決めておく
・正しいと皆が思えばやり直す
・今出来ない問題であれば、課題として蓄積する
・理想と現実のギャップがありすぎたら妥協点を探る
3.言い方を考える
「そもそも〜」という響きが攻撃的に感じてしまうのかも知れません。
Why(なぜ〜)と問えたら良いので、アホなふりをして、「あれ、なんで今ってこういう考えになっているんでしたっけ?すいません、忘れちゃったので、教えてもらえませんか?」という枕言葉から、「聞いてて思ったんですけど〜とも考えられますね」みたいな感じで優しく言ってみるのが、良いかなーと思います。
否定から入らず、肯定してから、核心をつくという戦略ですね!
最後に
「そもそも論」は悪ではなく、Whyを問うことで仕事が上手く進んでいくということについてお話させて頂きました。
お互いの気を使いすぎて、建設的な議論が出来なくなるのではなく、正しい対処をして、素晴らしい議論が出来たらいいなと思います。
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