一貫性のない自分のための写真集⑧

画像1 古い曲がりくねった街並みの奥に見える直線で構成された高層ビル群。ボクにとってはこれから発展する直線的な風景よりも、失われゆくひん曲がった風景の方が愛おしく感じられてしまうのです。でも、きっと、新/古・直/曲、どちらもが存在するが故の愛おしさなのでしょう。二項対立はわかりやすいけど、本当はもっと中間の曖昧なものたちを受容できる器と、本当はもっと中間にある自分にとってちょうど良いものたちを選び取れる感性を持ちあわせる人間でありたいものです。

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