Smart Parking5年間の振り返りとこれからの挑戦的な目標
皆さん、こんにちはシード代表の吉川です。
タイトルにある通り、2016年3月1日からはじめたSmart Parking(スマートパーキング)は2021年3月1日で5年が経ちました。いやー、早いですね。。。
改めて、Smart Parking(スマートパーキング)ってどんなものか知ってもらいたいので、説明してその後に、5年間振り返り、とんでもない目標を語って行こうと思います。
うちの2つのメイン事業
駐車場シェアリングサービスのSmart Parking(スマートパーキング)
駐車場を借りたい人とその場所を使いたい人をマッチングするサービスです。
オーナーさんは、空いてる土地をカラーコーン置くだけで簡単に貸し出すことができる。
ユーザーさんは、お得に駐車場を止められる。
サービスです。これは皆さんもご存知の方も多いと思います。
駐車場キャッシュレス決済Smart Parking HUB(スマートパーキングハブ)
コインパーキング運営会社さんから見ると、従来の精算機に端末を搭載するよりも安価にキャッシュレス対応することができるサービスです。
駐車場利用者から見ると、どのコインパーキング空いているか事前にわかり、精算機に行かなくても、スマホだけでキャッシュレス決済できるサービス。しかも、クレジットカードだけでなく、楽天ペイやペイペイなどのサービスにも対応しています。
5年間振り返り
どんなサービスなのかというのはこれぐらいにしておいて、次はみんな大好き数値で実際どれぐらいの流通金額になったか下記に図をおいておきました(具体的な数値は割愛させてください)。
これが5年間のSmart Parking(スマートパーキング)の結果です。2016と2020年を比較すると約37.5倍の流通金額になりました。社員の人数は10人以下です。ここまでこられたのは、まじで社員とオーナーの皆様と家族のおかげです。
2016年の開始当初は本当にサービスを理解してもらえませんでした。オーナーさんに説明しても、シェアリングの概念なんてあるわけないですし、また、はねあげフラップ式コインパーキングが当たり前の方々に「カラーコーンを置くだけでコインパーキングをはじめられます!」って言ったら真顔で「カラーコーンを置くだけではコインパーキングはできないよ」って返されたり。もう開始した当初はめちゃくちゃでした笑
2021年の今は愛知では少しづつですが、カラーコーンの駐車場で理解もしていただいたりしています。
振り返ると本当に、最初の頃のオーナーさんはよくやってくれたなと思います。「ぶっちゃけすぐには儲からなくて、なんのメリットもないと思いますがとりあえずカラーコーン置いてください」というむちゃくちゃな営業でも「このビジネス面白い、儲からなくてもいいから置いておくわ」と言って頂ける方が一定数いて、本当に毎回早く売上あげて恩返ししなければといまだに考えています。今は少しづつですが、恩返しできているところもあるのかなと思います。
とはいえ、総括として、個人的に感じていることは、まだまだこれからです。何か大きく変えられたかというとそんなに変えられていないと思います。ここまでしか伸ばせなかったのも全て私自身の経営者としての能力不足だと思います。
これからの挑戦的な目標
15年後の2035年12月31日までに駐車場のキャッシュレス決済比率を100%を目指します。
いやーとんでもないですよね(自分で言っておいて笑)。
とはいえ、この競争は熾烈です、駐車場は公共的な意味合いも強いので、現金支払いは多少残さなければいけない必要性はあるんだろうなとも思いますし、そもそもスマホ決済だけでなく、現金は入れられなくなるだけで、精算機にクレジットの読み取り機だけは着くなんてこともあると思います。
しかし、このキャッシュレス決済がメインになる未来は不可逆だと思っていて、コインパーキングってコインってつくだけにお金の取り扱いが本当に大変なんですよ。精算機に入るコインの量は決まっているので満杯になる前に集金すると何度も往復しなければなりません。なのでそこを省くだけでそれなりに費用が下がります。また、コロナで触れたくないニーズも出てきたのでそこで加速した感じもします。
高い参入障壁を作る特許
これからでは、どのように自社の地位をより高めていくかというと、特許で守りを高めようと考えています。弊社はサービス開始時からずっと特許を出願し続けていて、すでに25以上の特許の権利を取得しています。
その中の代表的なキャッシュレスの特許2つを弁理士に説明してもらったので、記載しておきます。とても範囲の広い特許だと解釈しているので今後がとても楽しみです。
特許第6554259号
第1の特許権:特許第6554259号
発明の概要:「電子決済に対応できない精算機を有するシステムを、それと同種のビジネスを行う電子決済対応型システムで代用する電子決済代用方法。」
第2の特許権:特許第6664652号
発明の概要:「非電子決済システムを、それと同種または異種のビジネスを行う電子決済対応がたシステムで代用する電子決済代用方法。」
具体的に説明いたしますに、上述の第1および第2の特許権は、ある業者Aによって運営される、電子決済に対応できない非電子決済対応型システム(例えば、現金決済にしか対応できない決済機能を有するシステム)のユーザー(顧客)が、料金の決済のために、自身の通信端末を介し、電子決済に対応できる決済機能を有する電子決済対応型システムを運営する業者Bのサーバに自動的にアクセスし、それにより、前記電子決済対応型システムのサーバが、前記非電子決済システムを利用した代償としてユーザーに課金された料金の電子決済をその非電子決済対応型システムに代わって行う電子決済代行技術に関するものです。
とまあ、特許的な書き方で一般の人は理解するのは難しいので、特許にある人だけ読み解いてみてください。
特に権利範囲の広いと考えている特許なので、競合の企業等にどんどん知らして言って、参入障壁を高めて行こうと考えています。
目指すサービスは駐車場版ETC
車に乗っていて、最も素晴らしい決済サービスだと考えているのは、ETCです。事前に登録してカードをもらって、差し込むだけで、あとは通過すれば勝手に料金を計算してくれて、支払いは勝手にされています。まさに決済をしているけど、意識をしない同線。めちゃくちゃ快適ですよね。
私はこれを駐車場で一般的にしたいと考えています。
そしてそれを実証実験する予定があります。今年の夏アイテックさんという精算機メーカーさんと共同して、駐車場自動決済(ワンタップ)を開始します。
駐車場版ETCを一般的にするのはさまざまなハードル課題がありますが、想像するだけで、ワクワクしませんか?駐車場の決済が入って出るだけで行われるというものすごい進化に。
Smart Parking(スマートパーキング)はこういった世の中が便利になるサービスをどんどん展開していく予定です。
最後に、仲間になりませんか!?
この内容を見たということは少しは、うちに興味があるはず!笑
少しづつ着実に歩を進めているシードに入りたいと思っている方ぜひ!
ウォンテッドリーで採用を出しているので、また、その職種ではないけど一度話を聞いてみたいという方お話聞きますので、お気軽にご連絡ください。
直接フェイスブックとかツイッターDMでもいいですよ。
オーナーさん駐車場運営会社さんもぜひ、興味あったら気軽に問い合わせてくださーい。
ユーザーさん、どんどんアプリ使ってくださいねー。
以下にリンク貼っておきます。
■アプリのダウンロードは以下のリンクから
・iphoneの方はこちら
・Androidの方はこちら
精算機に触れずに駐車場の決済ができ、お得に利用できるサービスですよ。