24/7/22 サーヴァントリーダーシップ、やってみた

今日の研修は、グループごとに指定された企業の採用動画を作成し、発表した後、投票により1位のグループを決めるという内容だった。1時間という短時間で、構成やナレーション決め、パワポ作成、撮影を行う必要があった。私はアイデアを発想することが不得意のため、リーダー・ 総監督をやってみることとした。

苦労したのは、パワポを担当してもらったメンバーとの折り合い。時間内に終わらせなきゃいけないのに、あれがほしいこれをやってくれ、もういい自分でやる!という風に、終始自分の意見を曲げない上、ピリピリしている。みんなで協力しながら、いろんな意見を聞きながら進めたい私としては、イライラが増すばかりだった。

しかし、そこで思い出したのは、ゼミを終えて得た経験則。
「一人一人得意不得意、性格の特徴がある。それぞれの強みを発揮できるのがいいチームであり、そんなチームを作るのがリーダーの役割」
「私にはカリスマ的なリーダーシップがないから、サーバントリーダーシップをとるべき」

そこで、イライラをぶつけたい気持ちをぐっと抑えて、この人をはじめとして一人ひとりが活躍できるように、と考えて動くことにした。

すると、不思議なもので、ひとりひとりの強みがなんとなく見えてくる。この人は大まかな指示をもらって動くのが得意で、細かい部分は自分で創意工夫したいタイプだ。この人は、与えられた言葉をより良い表現にするのが得意なタイプだ。この人はいざというときに、勇気を持って前に立つのが得意だ。この人は、前提を整理するのが得意だ。

結果、各々が想像以上のものを作り、無事2位を取ることができた。
サーヴァントリーダーシップは、細かなところで自分の我を出せないから、ストレスにが大きいと実感した。イライラされるくらいなら私だって、できるのに、とか。けれど、各々が強みを十分に発揮して、結果を出して、最後に満足そうによかったと言っているメンバーを見ると、この上ない幸せ、達成感を感じた。

任せる、走りきれるようにサポートすることのチームにとっての効用を実感できた1日だった。あとは、ここまでストレスを溜めずに、サーヴァントリーダーシップを実践できるようになりたい。


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