母の人工股関節手術から得た確信〜"筋肉ロック"を解除することで変わる数年後の体｜ミオンパシーとセルフ整体Lei

おはようございます！
筋肉がふわっと柔らかくなるミオンパシー 辻村裕美子です。

起業したら絶対にやりたいことのひとつだったセルフ整体教室。
もう一度本格的にお伝えしたいと思い、いろいろ企画を進めています。そこで、なぜ私が「セルフ整体」をおすすめするのか？ちょっと考えてみました。結果、やっぱり母の股関節手術のことが根っこなんだなぁと再認識。

もともと「なんか楽しそう！一緒にやりたい！」という至ってふわふわした動機でミオンパシーの道に入った私。

「えー！なにこれ、筋肉ロック？おもしろい！もっとたくさんの人に知ってほしい〜！」っていうめちゃ単純な気持ちが活動の原動力でした。
（他のメンバーは、元お客さんだったりミオンパシーを受けて感動したのをきっかけに…ってストーリーを持っているセラピストが多いんです）

では、なぜそんな私が「セルフ整体」をおすすめするのか？

結論から言うと、「痛みの原因は骨ではなく筋肉にある」と確信しているからです。痛みの原因は筋肉。だからこそ、筋肉の状態をセルフチェックできるようになれば、ひどい痛みが出る前に適切なケアを選べるようになる。硬くなった筋肉を適切にケアすることができれば、痛みや不調を未然に予防することができる。そう確信しています。どうしてそう確信するようになったのかをお話します。

悪化するまでたった半年…股関節手術決断までの経緯

長崎にいる私の母は8年前から両脚ともに人工股関節です。
子育て真っ只中だった30代半ばから、既に椎間板ヘルニア、変形性膝関節症、変形性股関節症の診断を受けていました。当然のごとく腰や膝、股関節に痛みを抱えながらも何とか誤魔化して過ごしていたのが60代を迎えた頃、突然状態が悪くなったのです。

痛みを抱えながらも何とか日常生活を送っていたところから、自力で歩けるのは数メートルという状態になるまで半年でした。バリバリ働いていた母が車椅子で現れたときはショックで言葉が出ませんでした。

当時はちょうど私がミオンパシー整体を始めた頃でもあったので、長崎から東京へ母を呼び寄せ私の師匠の施術を受けてもらったり、筋筋膜性疼痛症候群治療の第一人者である石川県の加茂整形外科 加茂淳先生の治療を受けたり。当時できることは何でもしました。

徹底して筋肉をケアしたんです。
すると、母は痛みなく歩くことができるようになりました。
一歩の歩幅がたった数センチという状態で四六時中痛みに顔を歪めて過ごしていたのに、です。

「やっぱり、痛みの原因は筋肉なんだ。」
母の姿を見て、そう確信せざるを得ませんでした。

ただ、母の場合、痛みの解消は一時的なものでした。
手遅れだったんです。

レントゲン画像に写る母の股関節は、素人目にみても潰れきっていました。いくら筋肉をケアして良い状態に戻したとしても骨の変形がひどすぎて、すぐに筋肉の硬さと強い痛みがぶり返してしまう。これの繰り返しでした。

「もっと早く、痛みの原因が筋肉にあることを知っていれば」
「こんなに変形がひどくなる前に、ちゃんと筋肉をケアできていれば」
そんな思いでいっぱいでした。

もう、筋肉だけの問題じゃなくなっている。
残された手段は手術のみ。

そうと決まれば次に考えたのは、どの病院にお世話になるか。
術後のことも考えて都内の病院にしようということ以外、何も決まっていない中、縁あって、筋肉にメスを入れずに手術する手法をとってくださる先生と出会いました。

筋肉を切らないで人工股関節に！？

筋肉を切らないから体への負担も少なく術後の回復が早い。
2週間で退院できる。
手術の翌日から立って歩く練習をする。

そんな説明を受けた私はここでも確信するのでした。
「やっぱり筋肉の状態が肝心なんだ。」

そう確信した私は、先生に許可をいただいて術後2日目からできる範囲でミオンパシーの施術を母に施しました。

結果、2週間入院の予定が1週間で退院することに。
術後1か月記念を兼ねていった小旅行では、鶴岡八幡宮の61段ある大石段を自分の足で登り降りする母がいました。

手術から8年。改めて確信する筋肉の状態を知る大切さ

手術を受けて8年。
今年、母は古希を迎えます。70歳までは働きたいと願った通り、看護師の仕事を全うすることができました。その間、母が上京したり私が帰省した際は必ずミオンパシーで筋肉をゆるめ、ケアしてきました。

最初の数年間は股関節の硬さや痛みがぶり返すことがありました。
「半年に一回程度じゃケアしきれないのかな。」
そう思うこともありましたが、年数が経過するにつれ、股関節に痛みを感じることはなくなりました。

「手術しても筋肉の硬さがぶり返せば痛くなるんだな。」
「硬さがぶり返しやすい筋肉でもケアし続けていけば良い状態を維持できるんだな。」
「筋肉が硬くならなければ痛くなることはないんだな。」

こういった、術後の母が身を以て教えてくれたことからも私の中での確信は強まりました。

「痛みの原因は、筋肉にある。」

そして、

「骨の変形がひどく進行する前に筋肉をケアすることができれば、手術することなく痛みをケアすることができる。」

痛みのケアも予防も、まずは筋肉の状態を把握することから始まります。

だからこそ、「筋肉の状態をセルフチェックする技術」と「硬くなった筋肉を元に戻す技術」であるセルフ整体を多くの方へお伝えしたいと考えています。

ご自身で筋肉が硬くなっているのかどうか把握することができれば、私の母のようにひどい痛みが顕在化し、骨の変形が進行する前に適切にケアして予防することができるはずです^^

余談：こんな世界になると嬉しい！

と、こういう話をすると
「自分でケアできるようになっちゃったらサロンに来てくれる人がいなくなるよ！」
といった言葉をいただくことがあります。

ただ、私の理想のひとつが「自分で整えることができる人を増やしたい」なので、セルフ整体で楽になったー！って方が増える世界って私の中では自分の理想に向かっている状態なんです。

よく師匠たちと話すのが、
きっとヒトが野生に近い暮らしをしていた頃は、無意識のうちに自分で勝手にケアして整えていたはずだよねってこと。

野生動物が、他の動物や仲間に体をケアしてもらってる姿なんて見たことないですよね。（何かしてもらえるのは生まれたてのときぐらい？）

ヒトは集団生活や文明を持つことで生存してきた種だとも思いますが、その分、遠い記憶の奥底にしまい込んでしまった野生の感覚…のようなものもあると思うんです。

セルフ整体をきっかけに、体の痛みを手放して健やかな日々を手にしていただきたい！というのはもちろん、

何かあっても大丈夫！って"自分で整う安心感"に満ちた人たちの輪をつくっていきたいなぁと思っています。

セルフ整体って共通点があると、筋肉ゆるめながら世間話したり自分のハマってること話したり共有したり…

で、体もラク♪心もウキウキ♪
そんな満ちた人たちが集う場があるとしたら…なんか楽しそうです〜♪

ぜひ、「セルフ整体」の技術を身につけて、ご自身の体のケアや痛みの予防に役立てませんか^^？

セルフ整体教室は、対面型オフラインとオンラインと両方開催しています。

対面型オフラインの教室では直接お会いしてお伝えできるので、最難関とも呼ばれる大腰筋のセルフ整体を中心に股関節周りをみっちり。西東京/多摩エリアと横浜/川崎エリアで予定していますが、もしご家族やグループで受けたい！というご要望がありましたら別途お打ち合わせの上の開催も可能です^^

ちょっと関東にいないのよ💦という方や、まずは手軽に習ってみたいという方はオンラインセルフ整体がおすすめ♪

いずれの教室も、実際に硬くロックした筋肉の感触やゆるんだときの筋肉の感覚を確かめながら進めていきます。ぜひご参加くださいませ^^

🌿大腰筋をはじめとする股関節周りのセルフ整体を直接レクチャー！

【参加特典あり】セルフ整体教室はこちらから↓
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