見出し画像

こんにちは、竹岡佳信です

自分で決めた人生を歩むための
『3つの要素』の三つ目は、『自分』

『自分』を自分で変えていくことです。


実は、これが、一番難しい・・


なぜなら、

人は、基本的に
『変わりたくない』生き物だから。


昨日と同じことをしていれば、
今日も、多分、安全に生きていける

というプログラムが、

脳の生存本能に近い部分に
インプットされています。

それは、遠い昔、
狩猟をして生活をしていた頃、

新しい猟場に向かった
チャレンジャブルな人は戻らず

いつもの猟場に向かった人だけが
生き延びて、私たちの先祖になった
からなのかもしれません。

でも、一方で、

今のままじゃ嫌だ、と
本当に強く思うのなら

自分を変える方法は存在します。


大前研一は2005年に発行された
『時間とムダの科学』と言う本で
こう述べています。

ーーーーーーーーーー
人間が変わる方法は三つしかない。
一つは時間配分を変える、
二番目は住む場所を変える、
三番目は付き合う人を変える、

この三つの要素でしか
人間は変わらない。

もっとも無意味なのは、
「決意を新たにする」ことだ。

かつて決意して
何か変わっただろうか。

行動を具体的に変えない限り、
決意だけでは何も変わらない。
ーーーーーーーーーー

お正月に、
『今年こそは、、』
と決意を新たにする。

月初に、
『今月こそは、、』
と決意を新たにする。

何かの記念日に、
『今度こそは、、』
と決意を新たにする。

すべて、上手くはいかない
と言うことになります。


私自身、毎朝、昨日までに
出来なかったことをリストにして

『今日こそは、、』
とノートに決意表明をするのですが

残念ながら、昨日と同じように
やり残しが出てくるし、


頑張ろうと思っても
夕方にはエネルギーが切れて
眠くなったりするし、

逆に、調子が良くて
どんどん仕事を進むと、

バランスを取るように
ビールが飲みたくなってしまって

つい誘惑に負ける
なんてことも、よくあります。


極端だとは思うのですが、
私の友人は、人生を変える
方法の一つとして

『ゴキブリの天ぷらを食す』
ことを推奨したりしていました。


確かに、ゴキブリを食べる
なんていう、

とんでもないハードルを
越えることができるのなら

何でも出来るよね、

と言う気持ちにはなりますが、

人は、慣れる生き物でもあって

刺激が薄れていくにつれ
元の生活に戻ってしまうことも
あるのではないかと思います。


じゃあ、どうすればいいのか?


私なりに上手くいった方法を
お伝えしますね。

それは、

「変化すること」が「当たり前」
になるようにすること。


日々、何かを変化させることを
意識的に起こしてください。

サラリーマン生活は、基本的に
同じ毎日の繰り返しです。

いきなり、住む場所を変えろ
と言われても、出来るわけがない。

でも、

駅までの道を少し遠回りするとか、
一駅分だけ歩いてみるとか、

通勤の時間帯を30分だけでも
ズラしてみるとか、

デスクにおいている
書類の位置を変えるとか

これぐらいの、小さな変化なら
思いつきレベルででも、
現実に出来るのではないでしょうか?

小さな、小さなことでもいいので
毎日、何かを変えていくこと

そして、その変えたことを
明確に意識していくこと

これを、繰り返すことによって

<変化することが当たり前>
と言う認識が自分の中に出来ます。


今日は、何を変えようかな・・
なんて言うことを

自然に考えるようになったら
<変化する日常が定着した>
と言うことになります。


もし、あなたが、

生まれて初めてビジネスに
取り組んでいるのなら

その抵抗は、とても大きいものに
なっているはずです。

だって、何十年も繰り返してきた
生活の中に無かったことを

今更のように始めようとしている
のですから、

抵抗があるのが、当たり前
ですよね。

いきなり、平日の夜、帰宅後に
2時間、別の仕事をする

なんて言う生活をしようとしても
なかなか続けることは出来ません。


でもね、


小さな変化であれば
人は変わることが出来ます。

小さな変化を、意図的に
積み重ねることができれば

大きな変化を起こすことも
不可能ではありません。


大切なことは、

意図して「行動」を計画すること


「計画」に従って、実際に、
行動を変えてみること、です。

これを、大前研一さんの言葉に
当てはめるなら

『時間の使い方を変える』
に該当するのかもしれません。

そして、

出来れば、会社以外の人間関係を
意識して作ること。

人との出会いは、運命的なもの
もありますが、

意図して、知らないところへ
出かけていくことも、また、
必要なことだと思います。

成功するノウハウを学んでも
必ずしも成功できないのは、

『成功する人』に
変われていないからです。

サラリーマンが、
サラリーマンのままでは
決して『成功者』にはなれません。

だからこそ、

少しずつでいいから、
変化することに慣れること。

変わっていくことを
当たり前にすること。

それが、出来るようになってから
成功ノウハウを実行する。

実は、一見、遠回りに見えても
この順番を守ることが、

『成功への近道』
なのかもしれません。

また、メールします

八ヶ岳のログハウスより
竹岡佳信

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?