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会社を辞める人へ「たった一つ」のアドバイス

こんにちは、竹岡佳信です。

もしかすると、このメッセージに対して
「ピンと来ない」とか
「何をキレイゴトを言ってるんだ」と
思う人がいるかもしれません。

でも、大切なことなので
とりあえず、最後まで読んでみてください。

特に、人生の折り返し点にいる人には、
きっと、ヒントになると思います。


人生を振り返ってみて感じること

それは、

人生が大きく変わるポイントが
確かに存在する、ということ


例えば、大学に受かって、親元を離れたとき・・

住む環境、学ぶ環境、友人関係のほとんどが
旧来とは違う、新しいものばかりになった。

これまで知らなかった、新しい世界が、
そこにはあった。


例えば、就職をして、会社生活を始めたとき・・

毎朝、決まった時間に起きて会社に行き、
上司や先輩に指導を受けながら
新しい仕事を覚えていく。

働いて、収入を得て、それで食っていく。

これまで知らなかった、新しい世界が、
そこにはあった。


例えば、結婚をして、全く違う人生を歩んできた
異性と一緒に生活を始めたとき・・

例えば、子供が産まれて、大切な家族が増えたとき・・

例えば、転勤で、職場環境が激変したとき・・

例えば、離婚して、家族を失ったとき・・

例えば、上司と合わずに、降格人事を受けたとき・・


振り返ってみれば、
どれも、大きな『変化』でした。

自ら望んだこともあれば、
否応なく選択させられたこともあった。

ただ、一つ共通して言えることは、

その『変化』を受け容れた
ということ。

受け容れる決断をした、
ということ。


最近、立て続けに、
「退職を決めたのですが・・」
という相談を受けました。

理由は、当然に、人それぞれです。

ただ、

『人生を大き変える』という
大きな決断をしたことは間違いありません。

そして、

相談を受けた方に、共通して
アドバイスをしたことがあります。

それは、

少なくとも、1ヶ月ぐらいは、
ゆっくりとした時間をとってくださいね
ということです。


考えてみてください。

会社生活は、連続して働き続ける生活・・
でしたよね。

人生で、どんなに大きな出来事があっても
気持ちの整理がつかないことがあっても

長くても、1週間程度で職場に戻って
働き続けることが必要でした。

忙しい毎日を送っていくうちに
いつしか、日常が戻ってきたように感じたし

忙しく働くことが、気持ちを整理するための
解決法だとさえ思っていた。


でもね、


それは、気持ちを紛らわせていただけ
なのかもしれません。

そして、

未完了の思いは、自分の中のどこかに、
まだ、溜まっているのかもしれない。

もし、あなたが、長年、続けてきた
会社生活から抜け出そうとしているのなら、

これから、新しい「セカンドライフ」を
生きると決めたのなら、

これまでの人生で、思い残してきたことを
整理する時間が必要だと思うのです。


未完了の思いを放置したり、無視するのではなく
一つ、一つを完了させていくことで、

身につけてきた『鎖』や『オモリ』を外すことが
必要だと思うのです。


ネガティブな状態に追い込まれて
会社を辞めざるを得なかったのだとしたら、

自分が、これからの人生で
何をやりたいのか

すぐに、冷静に考えることなんて
出来るはずもありません。

だって

会社を辞めざるを得ない出来事に対しても
なんの整理もついていないうえに、

当面の収入をどうするのか、
会社の外の世界で、本当に生きていけるのか、

不安なことだらけ、
になっているのが普通だからです。

焦る気持ちは、確かにあるでしょう。
何とかしなければ、と私も思いました。

でも、

焦ってやり始めたことで
上手く行ったことなんて
一つもなかった。。


自分のための時間を確保して、
自分をニュートラルな状態に戻すこと

冷静に、人生を振り返ることが
できる状態になって、はじめて、
自分と「本音で対話する」ことが出来ます。


これからの人生は、まだまだ続きます。

もしかしたら、残りの人生は、
これまでの会社人生よりも、長いかもしれない。

それに、

会社人生を始める時よりも、今の方が、
はるかに人生経験も積んできているし
人として成長してきたはず。


だからこそ

ほんの1ヶ月だけでもいいから
自分をいたわり、ねぎらい、
これまでの呪縛から解放してあげる

本音の自分とつながり、
自分の本音を聞いてあげる時間をもつこと
が大切なのではないでしょうか?


人生の経営者になる

それは、

人生全体を客観的に把握し
何に自分のリソースを投下するかを
冷静に判断できるようになること

誰かのために生きるのではなく
自分のために生きることが

自分を、そして、周りの人をも
幸せにすることにつながっている


また、メールします


八ヶ岳のログハウスより
竹岡佳信

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