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学習塾と『人生の経営』の深い関係とは

こんにちは、竹岡佳信です

高校一年になる娘が新しい「塾」に入った時のことです。

英語を学ぶのに特化した「塾」で、毎週、
長文を読み解くのに苦労しているようでした

一方、

「塾」は、いわゆるスクールという感じではなく

広い部屋の床に、自由に座る形式なので
決まった席はないらしいのですが、

まぁ、そのうちに、
「いつもの、あの場所」なんていう陣取りが
出来ていくのかもしれません。


私は、「塾」にさえ入れれば何とかなる
という考え方には反対です。

「塾」に入って、何をするのか?
「塾」に入って、何を得ようとするのか?

本人の『意思』を明確にしておかないと、

何となく、「塾」に通ったとしても
何も得られるものはない、

とさえ考えているからです。


でも、一方で、

「塾」という新しい「環境」が与える影響は
予想できないものがあります。

単に、その「塾」で教えてくれる内容よりも、

実は、その「塾」に集まって来ている
子供たちとの交流の中から

何らかの「気づ」きや、
新しい「発想」が生まれることもあるし、

何より、

新しい「出会い」が生まれてくれれば
それに越したことはありません。


人生の新しい展開は、
新しい人との出会いがもたらしてくれます。

知らない人と会って、
知らない世界観と出会って、
知らないことをやってみるからこそ、

自分の中に、新しい世界が広がっていく。

新しい世界に行くには、自分の『意志』で
新しい環境に入って行くしかありません。

だからこそ

「塾に入れれば何とかなる」のではなく

「塾」に行く、という本人の『意思』が
尊重されるべきだということなんです。


新しい「塾」に通い始める時に、
長女に伝えたことがあります。

それは、

出来るだけ新しいことにチャレンジして来い、
ということ。


もちろん、

安定化志向が強くて
失敗したくない派の長女は、

「え〜〜」という反応でした。

まぁ、それはそれでもいいんです。

ただ、

新しい「塾」という場所が
楽しいところかどうかは、
行ってみなければ分かりません。

新しい「塾」で学ぶことが
自分に合うレベルかどうかも、
しばらく通ってみなければ分かりません。

それを

新しい「塾」に行く前から

「出来るかなぁ」
「ついていけるかなぁ」
「嫌な人がいたらどうしよう」

なんて考えていても、仕方のないこと。

それよりも、

新しい「塾」で、何を学ぶのか?
「何」をするために、学ぶのか?

誰かが決めた人生を生きるのではなく、
自分で、自分の人生を生きていくためには

自分で「決める」ことの方が大切なことなんだよ。

コーネル大学の心理学者Gilovich氏によると

死ぬ時に、人生を振り返ったとき、
一番、後悔することは、

何かをして失敗したことよりも、
『チャレンジさえしなかった』ことに
大きな後悔を感じると言います。

なぜなら、

失敗はやり直せるけれど、

最初から何もしていないことについては
軌道修正さえできないから。

だから

長女には、こう言っています。

上手く出来なくてもいい、
途中で投げ出してもいい、

それよりも、

最初の一歩を踏み出したことの『勇気』を
親父としては「誇り」に思う、と。。


人生の経営者になる


経営に必要なことは
「出来るか、出来ないか」
を検討することではなく、

「やるか、やらないか」
を自分で決めること

なぜなら

出来たか、出来なかったかは
やってみないと分からないことだから

分からないことに思い悩む時間があったら

「出来る」ようになりたいことを
「出来る」ようにするために

今、何をするのか?を考えて取り組む方が、
人生の経営には役に立つのかもしれません。


また、メールします


東京の自宅オフィスより
竹岡佳信

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