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本当の休み方、知っていますか
「休んだ方がいい」と言われたら、あなたは何をしますか。
私は医師に休んでくださいと言われた時に、何をしたら休むになるかわからなかったんです。
以前の私の休み方
以前は、休日に何もしないのはもったいないと、予定をいくつも入れていました。しかし、適応障害になってからはそれが難しくなりました。
何もしなくていいのかな。そんな風に思い、外に出かける程の元気がなかったら、将来のため勉強をしていました。
家にいたら休んでいると思っていたのです。
「あれ、疲れがまったく回復していない」
ある日、気がついたんです。疲労がどんどん蓄積していっていることに。寝ても寝ても、疲れが取れない。休んでるつもりなのに。
偶然、読んだ本に答えはありました。
「休むというのは、家でじっとしていることだけではなく、気持ちのよいものに気づく、意識を向けるということです。『いい天気だな』『お花がきれいだな』『風が気持ちいいな』など、心地いいものに意識が向くようになると休めてきます」
私は休んだつもりで休めていなかったのです。それから、リラックスとは何か、どうしたら本当の意味で休めているのか、試行錯誤しました。
具体的にどういうことをすれば、休めるのか
その中で、もしかして、休むとはこういうことではないかと。私なりの結論が出たので、あなたにお伝えしたいと思います。
1,心地よいと感じること
例えば、散歩をしていて風が心地よいなとか、好きな音楽を聞いて気持ちいいなと感じる。
心地よい感覚を掴めたら、その感覚にゆっくり浸ってみる。
2、自分の時間を持っている感覚を持つこと
カフェでゆっくり本を読むとか、ぼーっと考え事するとか。趣味の活動に時間を使うなど、あなたのためだけの時間を持つ。
あ~、私のために時間を使っているなと感じられること。
3、心がやりたいと言っていることを叶えてあげる
今はお昼寝したいなとか、ちょっと緑を見に行きたいなとか。今、あなたがやりたいと感じていることを満たしてあげる。
自分に、今、何をやりたいかよく聞いてみる。
まずは5分から
3点挙げましたが、ポイントはどれも「心地よさ」です。あなたが心地よいなあ、気持ちいいなあと感じられること。
あなたの体に心に、耳を澄ましてください。
最初は何をしたらよいか分からなくても、徐々に分かってきます。
仕事以外の時間は休む。そうすると、徐々に切り替えがきくようになり、仕事も集中できるようになります。
私はこれを続けるようになってから、どんな時に自分が休めているかを感じられるようになりました。
子育てなどで忙しい方も、まずは5分から。
疲労が溜まっているかもという方は、一度試してみてください。
成功している人は、自分の休む方法を知っています。あなたもあなたなりの休み方、見つけてくださいね。
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