さとみ@HSP×共感×ライター

【ことばを心のお守りに。ことばの力で穏やかに生きる】 HSS型HSP ・適応障害・心…

さとみ@HSP×共感×ライター

【ことばを心のお守りに。ことばの力で穏やかに生きる】 HSS型HSP ・適応障害・心理学から学んだマインドセットを|電子書籍2冊、合計Amazon14部門1位、ベストセラー獲得| 心理コーチング1級 | #ライカレ | 心と体を守ることばを発信。あなたのお守りになりますように。

マガジン

  • 気ままにエッセイ

    日常生活での発見や気づきを。主に、日本文化、日本社会、小さな日常を綴っています。

  • 適応障害から立ち直ろうとするあなたへ

    適応障害で休職した私の経験から、あなたにお伝えできることを書いていきます。少しでもお手伝いになれたら幸いです。

  • HSP気質のあなたへ ー心穏やかな毎日のためにー

    HSPであり適応障害の経験がある著者が、毎日穏やかに暮らすヒントを。あなたの日常で何か役に立つものがありますように。

最近の記事

「音楽の心を癒す力」を実感した話

適応障害になってから音楽に惹かれることが多くて、ボイストレーニングを始めたり、ライブを聞きに行ったりと、音楽に触れる機会が増えた。 実際に音楽セラピーというものがあるぐらい、音楽には心を癒す力があると言われる。 自分自身で音楽の心を癒す力を実感する出来事があった。 心理学で音楽に関する講義を聞いていた時のこと。 私は最近とても穏やかな毎日を送っていて、自分には何の問題もないものだと思っていた。 音楽セラピーでは様々なタイプの音楽を聴き、本人がアウトプットしたものを観察す

    • 夜のジョギング

      夏の終わりの頃、秋の虫たちが鳴きだして、とても心地よい。 少し涼しくなった、でもまだ暖かい風が吹いて、 風の肌触りと、虫の合唱で体を癒やす。 腰痛で全然運動できず重たくなった体で、ウォーキングとジョギングを交互に繰り返す。 少しずつ少しずつ走れる距離を増やして。 昔に比べたらだいぶ走れなくなったけど、昨日の私よりはちょっと成長してる。 だいぶ走れないと落ち込んで、いかんいかん昔の悪い癖が出てるぞと思いながら。 成長した自分と過去の自分が交互に現れながら。 すると、私を

      • 真夏日の私たち

        真夏日の私たちは どのように夏を過ごしていたのか 猛暑日の私たちは もう忘れてしまっているけど 父に連れて行ってもらったプール 母が切ってくれたスイカ 連れて行ってもらった回数は数えられたけど スイカはそこまで好きじゃなかったけど 暑さとの思い出は忘れちゃったけど なのに しっかりと残る 家族との思い出

        • 「風邪をひく」

          風邪をひく 横になりながら ガラス越しに青空を見上げる 世界が動いている中 一人取り残されたようで 夕方5時の鐘を聞くのがやけに寂しい 子供の頃は いつもがみがみ言う母が優しくて 兄弟とは別のご飯を作ってくれて やっと眠れた時に「何食べたい?」と起こされて 一人にしてよと思った 全然寂しくなかった 温かかった 一人にはなれなかった 大人になって 一人になった今  一人になれなかった時間が 恋しくなる

        マガジン

        • 気ままにエッセイ
          103本
        • 適応障害から立ち直ろうとするあなたへ
          17本
        • HSP気質のあなたへ ー心穏やかな毎日のためにー
          11本

        記事

          優しく言葉を選び、愛情を持って接する

          「優しく、さわやかに、笑顔で」 FUJI ROCK FESTIVALの裏側を映したNHKの「100カメ」を見た。ロックフェスの裏側ってどんなものか好奇心で見ただけだったが、心動かされるシーンがあった。 フジロックの楽しみは音楽とキャンプ。 キャンプテントを張る場所は、ロックフェス3日間を心地よく過ごせるかどうか大きく左右する。 早く来た友人が、後から来る友人のために場所取りするのは禁止である。それでも場所取りする人がいる。 キャンプよろず相談所のリーダーが「場所取りし

          優しく言葉を選び、愛情を持って接する

          ごはん食べた?

          「ごはん食べた?」 韓国ドラマでよく聞く台詞 不思議に思ってた 食べるなんて当たり前 ながら食べしてるぐらいなのに 大事な挨拶のように聞くんだ 母が退院 流動食 ちゃんと飲み込めるか見守る 今は元気 はぐはぐ食べる ちゃんと生きてるってわかる 食事は生きる 食べてる姿を見るだけで こんなに幸せ 今日 大事な人に聞いてみて 「ごはん食べた?」

          46才女子、初めてお化粧を習う

          意を決した私はある体験講座に向かっていた。 習うのはメイク。お化粧だ。 女性なら毎日やっているはずなんて思うかもしれない。 でも、化粧なんか苦手という女子もいる。 私は化粧どころか、おしゃれやヘアセットなど外見に関するものはすべて苦手だ。 「綺麗」なんて別世界の言葉だと思っていた。 メイク講座に向かっている私そんな私がなぜメイクレッスンの体験に向かっているのか。最近学んでいる心理学の講座中、ふと思い出したからだ。 「お前、化粧へったくそだなあ」 3歳上の兄の言葉。

          46才女子、初めてお化粧を習う

          癒し効果が高いものほど宇宙から応援される

          私は小林正観さんの言葉が好きだ。この世のルールはシンプルだと感じられるから。そして私の感覚と合っているからだ。読むと心が落ち着く。 その中で好きな言葉があった。 上手だから成功するわけではない。コネがあるから成功するわけではない。 そこにはシンプルな理由「癒し効果が高いから」 癒し効果が高ければ多くの人に喜ばれる。つまり、多くの人に喜ばれることが応援してもらえるということ。 文章をnoteやXに書くとき、多くの人に喜ばれることを意識して書く。冷静に考えれば当たり前なん

          癒し効果が高いものほど宇宙から応援される

          あなたの仕事は動詞で答えられますか

          「どんな仕事をやりたいですか」 そう聞かれた時に一般的に答えるのは「職業名」だと思う。でも、最近はちょっと違うのではないかなと思う。 3年ほど前、「FOOT×BRAIN」というサッカー番組で、元サッカー選手の中田英寿さんがインタビューで答えていたことが忘れられない。 「サッカーをうまくなるためには、こういう問題をこういうふうに解決すると考えるように、ボールが今度は違うものになって、これをこうやって解決したら面白くなるかもねっていうのを繰り返しているだけ。人間のやっているこ

          あなたの仕事は動詞で答えられますか

          好きでやっている人の空気はあったかくてやわらかい

          あなたは好きなこと、夢中になれることがありますか。 時間が過ぎるのを忘れ、それにお金も気にせず使える。 いつの間にかそこに時間を使ってしまう。 そんな人たちがめちゃくちゃ羨ましい。 私の好きなことって時間を忘れるほどの夢中レベルではないんです。しっかり時間を計っているんですよ。 手作りマーケットへ行ってみた休日にいつもとちょっと違う場所へお買い物へ。 よくアクセサリーを買う作家さんが出店しているというので、手作りマーケットへ行ってきました。 いつもよりちょっと田舎の場所

          好きでやっている人の空気はあったかくてやわらかい

          言葉で傷つくかは自分で選ぶことができる

          小学生の女の子が二人、バドミントンをしている。ベンチでお昼ご飯を食べながら見ている私。ふと小学生の私を思い出す。 勉強もスポーツも得意だった。 あの頃は何でもできるし、何にでもなれると思っていたな。 いつから「私には無理」と思うようになったのだろう。 思い出の紐をたぐっていく。 最初に「無理」という言葉が出てきたのはいつだったろう。 そうだ、中学校に入学したての部活動を決める頃。私はテレビで見てあこがれていた体操をやってみたかったのだ。 ふと母に「体操をやってみたい」と

          言葉で傷つくかは自分で選ぶことができる

          言葉の力は強い。私が気づいた無意識の思い込み

          「私はとても普通な人間だ」。そう思ってきました。 心理学を学んでいると様々な境遇な人がいて、いろんな体験話を聞きます。そうすると「家族にも周りの人にも恵まれたし、良い環境で育ってラッキーだった。何かひねくれたところも変な思い込みもない」と思っていました。 心理学を学んでいたある日、突然頭に浮かんだ出来事があったのです。 「お前、化粧へったくそだなあ」 大学生になったばかり。初めて眉を描く練習をしていた私。ちょうど部屋に入ってきた兄が、そう言ってすぐに出て行ったのです。

          言葉の力は強い。私が気づいた無意識の思い込み

          ガッツポーズすれば気分が上がるのは本当

          腰痛持ちな私は時々歩くのがしんどいほど痛くなる時がある。時々激痛で歩けなくなることがある。そんな時は膝に手をおき痛みが収まるのを待つ。 こんな時の通勤ラッシュほど辛いものはない。容赦なくぶつかられるし押されるし。走る人やスマホを見ながら歩く人は、私にとっては要注意人物だ。 杖は必要ないが杖を持った方が安全なのではと思うぐらい。まだ買ってはいないが、杖の代わりに演技をする。痛みのため歩き方は既にぎこちないのだが、よりぎこちなくゆっくり歩くことにしている。するとかなりの人が避

          ガッツポーズすれば気分が上がるのは本当

          本当の共感って何だろう

          友人と駅で待ち合わせ。私の推しのライブに付き合ってもらう。 一緒に行く人が見つからず誘ったら、「私なんかでいいの?」と推しを全く知らないにも関わず嬉しそうだった。 待ち合わせはターミナル駅。人の動きが多い。 数分遅れてしまい、見つけた友人のもとへ走る。 すると友人が推しの歌を全力で歌って踊り出す。 そんなに予習してきてくれたんだ! 嬉しいやら恥ずかしいやら。 踊りまで覚えたの?と聞くと、 「誘われてから毎日聞いていたよ~。 どうせ行くなら楽しまなきゃね」 ライブ中も周り

          本当の共感って何だろう

          あなたの毎日、スピード違反をしていませんか

          ボイストレーニングの先生がレッスン中にこんなことを言っていました。 「普段の生活が忙しくなると、すべての行動が速くなる」 先生はこんな話があるとも教えてくれた。 有名なモデルが写真を撮る時に角度を少しずつ変えてポーズをとる。 その時カメラマンにこう言われたそう。 「最近、忙しいでしょ」 「はい。なんでですか」 「次のポーズをとるのが凄く速いから。忙しいとそうなるんだよ。前はもっとゆったりとポーズをとっていたよね」 なるほど。最近の私の話をされているかのよう。 せわしなく動

          あなたの毎日、スピード違反をしていませんか

          頑張らなきゃに追われている

          「頑張らないと大変な事になる」 そう思っていませんか。 歯を食いしばって頑張っていないと、何か人生をさぼっているようなそんな感覚。 何かに追われるかのように頑張らなきゃ努力しなきゃ。 見えない何かに常に追い立てられている。 そう、これは過去の私です。 苦労して頑張るのが美徳として育ってきたので、苦労するのが当たり前と思ってきました。 仕事が大変なのは当たり前。 空き時間はスキルアップに使うのが当たり前。 でも最近思ったのです。 本当にいつも苦労しなきゃいけないの?

          頑張らなきゃに追われている