”Local Trip in 辰野”に参加した話。

ども〜、ゆせです。
今回は、3月25日から28日までの4日間、長野県の辰野町を中心に行われた「Local Trip」に参加した記事になります。

今回のLocal tripは、Rural Laboという地域活性化に関心のある若者が集まるコミュニティと、TABIPPO学生支部という旅を広める会社の中にある学生団体のコラボイベントとなっています。

辰野町、諏訪、天竜峡の３つの地域を巡り、地域活性化や今の地方の問題を実際に目にする今回のイベント、かなり濃い時間を過ごすことができました。

辰野町川島地区

日本の中心、長野県辰野町の川島地区は、Rural Laboさんの拠点があります。このRural Laboさんの拠点を中心に、今回のイベントは行われました。

”ザ里山”と言いたくなる風景。他の季節にも来てみたくなります。

かやぶきの館

川島地区のもう少し奥にある”かやぶきの館”。大きな茅葺き屋根のこの施設でお蕎麦をいただきました。長野のお蕎麦は本当に美味しいですよね。

蛇石キャンプ場

川島地区から一番山奥に進んだところにある”蛇石キャンプ場”。川にあるこの石灰岩でできた岩が蛇に似ていることから”蛇石”と呼ばれているそうです。

辰野町トビチ商店街

今回のLocal Tripでいちばん興味深かったのが、この辰野町のトビチ商店街。街の若い人の熱気を感じる新しい考え方のこの商店街はとても面白かった。

長野県辰野町。松本市から少し南に位置する人口約2万人の小さなまち。このまちに点在する飛び飛びの商店を繋ぎ直して、新しい商店街の形をつくる。老舗も新店舗も閉じたままの店舗もひっくるめて、地域としての「楽しい」をつくろう。歩いてもいいけれど、自転車で巡ると楽しいくらいの経済圏。飛び飛びの商店をつないで、新たな価値観で商店街をつくる。商店街をショッピングストリートとしてではなく、場所を拡張しながらそのまちのコミュニティ空間として再定義していく。それを僕らは「トビチ商店街」と名付ける。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　トビチ商店街HP

長野県の辰野町にある、トビチ商店街。シャッター街になりつつある商店街を点々とつなぐ新しいスタイルの商店街。

コワーキングスペースやレンタサイクル、ギャラリーや学生が自由に使えるスペースなど、開いている建物を安くそして地域のた目に再利用していた。この辰野町のトビチ商店街は、空き家が増加していく日本でのモデルケースになるような可能性を感じた。

cerbiatto caffe

現役ハンターでシェフの店主が「ジビエ料理を身近に感じてほしい」と開業したこのお店。人気の「ハンターズバーガー」は地元産食材を使用し、鹿肉を100％使用しています。

リビルディングセンタージャパン

諏訪にある古道具屋さんに連れて行っていただきました。いろんなものがあって面白かった。ストーブが暖かくて幸せでした。

諏訪大社 下社 春宮

御柱祭で有名な諏訪大社。雨の中、幻想的な雰囲気でした。

諏訪湖

諏訪湖周辺を少し散策。足湯があり、寒い日だったので温まりました。

立石公園

”君の名は”のモデルにもなったと言われる諏訪湖を見下ろすことのできる立石公園。諏訪の夜景を見に訪れました。

飯田お練りまつり

今回のローカルトリップで訪れた、飯田お練りまつり。このお祭りは、7年に一度、3日間のみ行われるお祭りで、大勢の人が街に出てねり歩くことから、こう云う様になったと言われています。

大きな獅子舞や大名行列など、さまざまなものがあり、飯田の町全体が熱気に溢れていました。

天竜峡

飯田の後は、天竜峡へ行き、ライン下りを体験しました。

天竜川の浸食によって作られた美しい渓谷の中を船で下る体験。川の上から渓谷を見ることはなかなかないので、貴重な体験でした。

きれいな桜の木もありました。

辰野町の星空

最後の夜に、ようやく雲の無い星空を見ることができました。

東京に近いところに住んでいると、星空なんてオリオン座しか見えないし、満天の星空なんてプラネタリウムでしか見ることはないですが、ここ、辰野町は本当に天然のプラネタリウムとでも言いたくなるような星空でした。

最後に。

ここまで記事を読んでくださり、ありがとうございます。
3月末のローカルトリップ。辰野町、諏訪、天竜峡の3つの地域を訪れ、それぞれの地域を比べて地方創生について考えるというのが、今回の旅でしたが、本当に面白かった。”地域”に興味がある一人の大学生として、貴重な経験をさせていただいたと感じました。企画・運営をしてくださったRuralLaboの皆さん、本当にありがとうございました。