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映画「グリーンブック」

 時間が空いたので久々に映画鑑賞をした。 鑑賞した作品は「グリーンブック」。アメリカに黒人差別が色濃く残っていた時代に活躍した黒人ピアニストとイタリア系移民のドライバー兼用心棒との心の交流を描いた本作は数々の賞を受賞し、前評判の以上に高い。
 まず驚いたのは脚本の完成度。完璧だと言える。各々の立場による心の揺れや葛藤が違和感なく描かれ、フリも綺麗に回収してくれる。
 本作で私が一番の特徴だと感じたのは「差別シーンのくどくなさ」だ。差別を扱った映画は数多く存在し、見ているだけで辛くなったり、疲れてしまうものも多い印象だ。もちろん本作も話の軸が差別のため、多くの差別シーンが登場するが、主人公のドンが紳士的に差別と対峙する影響もあってか、前述のような辛さをそこまで感じず、しかし、差別の悲惨さや理不尽さを痛感させられるような作品に感じた。

【寄稿後記】
あのセリフをオチにするのもなかなかだと思いましたね。

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