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2-7 事業モデルをモニタする① ダッシュボードを作る #ソフトウェアと経営

ソフトウェアと経営マガジン第15回です。今回は日々KPIモデルをチェックするために使うダッシュボードの話を書きました。チーム全体で数値の見方を統一していく、知識を集約するための場としてダッシュボードは重要です。日々知見を反映させていきましょう。

記事に対する疑問や感想、意見などTweetや記事へのコメントをいただければ、今後のコンテンツの改善に役立てさせていただきます、よろしくおねがいします。

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この節のまとめ

・KPIダッシュボードとは、KPIモデルの構造と、その現時点での数値状況を可視化したものである。
・KPIダッシュボードはKPIモデルの構造を様々な切り口・粒度から捉えることができる。1枚ではなく目的に合わせて様々構築していこう。
・KPIダッシュボードは一回作って終わりではなく、日々その時の発見や新しい理解に基づいて更に詳細化する、増やす、洗練化させることを大切にしよう。
・KPIダッシュボードを見ればその組織の事業に対する解像度、理解の仕方、また事業自体の健康状態が見えてくる。事業理解の解像度が低ければ粗いダッシュボードになるだろう。

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さて、ここまでKPIモデルの構築を中心に事業解像度を高めるための概念を説明してきた。本節では実際にこのKPIモデルを日々運用するために必要な具体的仕組みとはなにか見ていきたい。

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