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2-9 KPIモデルを中心にした事業推進【具体編】 #ソフトウェアと経営

ソフトウェアと経営マガジン第17回です。今回はKPIモデルなどこれまで揃えてきた武器を元に、どのように事業の計画を立て、それを振り返るのか具体的な事業推進の姿について書きました。毎日、毎週、毎四半期など様々な単位で計画を進め振り返ることで様々な知見を積み上げていくことが可能になります。

記事に対する疑問や感想、意見などTweetや記事へのコメントをいただければ、今後のコンテンツの改善に役立てさせていただきます、よろしくおねがいします。

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この章のサマリ

・1日という単位では、KPIの変化とその理由をチーム全体で解釈していくことで、KPIモデルに対する理解をチーム全体で共有していこう。
・週次などの単位では、これまでの施策の効果について振り返り、そこから得た知識を共有しよう。その上で次の期間に向けて施策を立案し、施策優先度をKPIモデルベースで明確化していこう。
・四半期や通期などの単位では、実績値と予測値、目標値の推移比較から事業の状況について振り返り、なぜこの数値になったのか理解していき、次の期の計画を作っていく。
・次の期の計画づくりでは、ボトムアップな予測と、トップダウンな目標設計とを行ったり来たりしながら、ミッション・ビジョンの達成や株主価値の最大化などに向き合っていく。

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2章の最後となる本節では、こうしたKPIモデル運用を行っているチームの1日が実際にはどのようなものなのか、また、1週間,4半期,年単位ではどのようなものになるのか、私が過去取り組んできたプロジェクトの流れを踏まえながら書いてみようと思う。KPIモデルを日々の行動に実際に取り入れる際の参考になれば幸いである。

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