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4-10 繋げることの重要性、産業の変革とブロックチェーン 後編: デジタル化の4段階 #ソフトウェアと経営

ソフトウェアと経営マガジン第45回です。実際に各企業でBlockchainを活用しようという時、どのようにそれが活きるのか、デジタル化そのものの進展度合いを元に考えていきたいと思います。なお本連載ではDeFiやNFTといったキーワードは取り扱いませんが、要望に応じて別途書かせていただく可能性があります。

また、今回で一旦ソフトウェア編を一区切りとし、次回よりソフトウェア組織におけるマネジメントへ私なりの視点でしばらく書かせていただく予定です。マネジメントについて、お悩みの方、知りたいことがあるという方、コメントやTwitterで聞きたい内容などあればいただけると幸いです。

記事に対する疑問や感想、意見などTweetや記事へのコメントをいただければ、今後のコンテンツの改善に役立てさせていただきます、よろしくおねがいします。

デジタル化の4段階

さて、ここまでBlockchainの技術的な概要について触れてきたが、実際にそれらがどう使えるのか、考えていきたいと思うが、その前に4段階のデジタル化の話をさせていただきたいと思う。これは私が所属するLayerXにおいて度々使われる表現である。

デジタル化、つまり物事にソフトウェアを組み込む上で、ソフトウェアならではな社会へ至るためには4つの段階があると考えている。その4つとはDigitization、Digitalization、Digital Transformation、Industrial Transformationだ。一つ一つまずは見ていきたい。

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