4-9 インターネットとモノをつなげる意味 #ソフトウェアと経営
ソフトウェアと経営マガジン第43回です。昔はユビキタス・コンピューティング、今はInternet Of Thingsや5Gなどなどオフラインの世界とソフトウェアにまつわるキーワードは常に提唱されてきました。このオフラインの世界をソフトウェア化するとは?といったお題について考えてみます。
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IoTというキーワード
ソフトウェア産業の中でIoT(Internet of Things)というキーワードが用いられるようになったのはクラウドコンピューティングやスマートフォンの普及が進んだこの10年くらいの出来事だと思う。それまでも様々なキーワードでモノとインターネットを繋ぐ、ということが言われてきたが、なぜここに至ってIoTという形で取り上げられているのか、私見を述べたい。
ソフトウェアと外の世界
ソフトウェアを通じてAgility高い事業推進を、ということは散々述べてきた。計測し、探索し、自動化していく中でより多くの正解を見つけ多くの人に届けることがソフトウェア産業で可能になってきた。しかし、現実の世界のほとんどはコンピューターやインターネットの外側にある物事である。ソフトウェアと人の間はユーザーインターフェースを通じて繋ぐことができるが、それ以外のモノ、例えば自動車や工作機械、お店の商品棚は当然ながらそのままでは何も対話することができない。
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