3-1 不確実性と事業の解像度、探索(前編) #ソフトウェアと経営
ソフトウェアと経営マガジン第19回です。少々分量が多くなってしまった節なので3回に分けて投稿させていただきます。主に不確実性を探索する、という考え方について書いています。事業モデルを実際に活用する上での考え方、その下敷きとして読んでいただければと思います。
記事に対する疑問や感想、意見などTweetや記事へのコメントをいただければ、今後のコンテンツの改善に役立てさせていただきます、よろしくおねがいします。
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事業とは不確実性との戦いだということを1章でも述べたが、本節からよりその詳細に立ち入っていく。不確実性とは何かより理解することで、この共通認識を元にした事業モデルを手段として活用するための下地としていきたい。
事業と問題空間
まず、不確実性とは何ぞやと話をする前に、我々が取り組む事業について考えてみよう。おそらく本書の読者の方々のほとんどは事業改善に取り組まれているのではないかと思う。この「事業」と呼ばれるものが具体的にどんな概念なのか考えたことはあるだろうか。ほとんどのケースで、事業というものは顧客の何らかの課題に解を提供して対価を継続的に得ていこうという取り組みとなる。つまりは課題を設定するところからスタートしている。
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