見出し画像

3-1 不確実性と事業の解像度、探索(後編) #ソフトウェアと経営

ソフトウェアと経営マガジン第21回です。不確実性と探索に関して、後編となります。KPIモデルをベースに不確実性と向き合うことについて触れました。精緻なKPIモデルがなぜ重要かなど感じていただけると嬉しいです。

記事に対する疑問や感想、意見などTweetや記事へのコメントをいただければ、今後のコンテンツの改善に役立てさせていただきます、よろしくおねがいします。

------

KPIモデルと予測値の精度から不確実性を探る

ここまで、迷宮の経路探索というメタファを用いて話をしてきたが、実際の世界ではゲームほどわかりやすいルールになっていない。どこにもその評価を伝えるインジケータは無いし、状態を示すステータス表示画面もない。ではどのように探索時の指標を得ていけばよいのだろうか。

そこで活きるのが2章で述べてきたKPIモデルや予測・目標の考え方である。知識の積み上げやそれによる事業の解像度の向上はおおよそKPIモデルの詳細さ、予測値・目標値の精密さとリンクしているとみてよい。

ここから先は

2,980字

経営者やDX戦略の推進担当、スタートアップ、事業でソフトウェアを活用しようという方々向けに、重要な知識や取り組みを詳細に、かつ体系的に解説したコンテンツをお届けします。

DX推進やスタートアップを頑張る法人の皆様に向けた「ソフトウェアと経営について」マガジンの法人向けプランです。 法人内で自由にコンテンツを…

事業でソフトウェアを活用しようという方向けに、普段の軽い投稿ではなく、重要な知識や取り組みを詳細に、かつ体系的に解説したコンテンツをお届けします。

ソフトウェアと経営について

¥1,000 / 月 初月無料

自社のDX(デジタルトランスフォーメーション)やソフトウェア活用について改善したい、理解したいという方、スタートアップで自社事業をより良く…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?