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5-4 組織を設計すること、ミドルマネジメントの重要性〜後編:ミドルマネージャの役割〜

ソフトウェアと経営マガジン第51回です。前回の認知負荷などの組織拡大時の課題を踏まえ、ミドルマネージャがなぜ重要か、何に取り組んでいく役割なのか具体的に考えていきます

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結節点としてのマネージャ

組織拡大に伴い、認知負荷の拡大や情報の偏り・分断など様々な組織運営上の課題が発生することについてここまで書いてきた。これらの課題に向き合うために欠かせないのがマネージャの存在である。

適切な範囲を管轄するマネージャ、特にピープルマネジメントに向き合う責任者が存在することが、継続性ある組織拡大の中では必要なのである。ちなみに企業内でマネージャーとなっている者が直接に管理できる部下の人数や業務の領域の上限をスパン・オブ・コントロールと呼ぶが、このスパン・オブ・コントロールに対する規律が重要となる。

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