博多どんたくと水素バス
筆者の自己紹介
初めまして!今年の春から社会人になった、y_komaです。普段は太陽光発電所の開発に関わっていて、土地探しから建設担当者にプロジェクトを引き継ぐまでのフェーズを担当しています。私はとある田舎の出身で、最初はあまり開発行為に前向きな気持ちを抱いてはいませんでした。しかし『私がおばあちゃんになった時にも、安心して帰れる故郷を残したい』という気持ちから、再生可能エネルギーの普及と地元の方との合意形成について向き合い続けようという目標の下、日々業務に励んでいます。
今回、『私と水素』というテーマで記事を書くことになりましたが、正直に言うと私個人としては水素にあまり馴染みがなく、興味も薄いというスタート地点にいます。そのため、Hxのメンバーからこのテーマを与えられた際には頭を悩ませましたが、ちょうど良いタイミングで、水素バスが『博多どんたく』のパレードに参加するという情報を聞きつけました。お祭り好きな私はこれ幸いと思い、お祭りと水素バスを絡めながら記事を執筆することにしました。初めて長文を投稿するので拙い部分もあるかと思いますが、楽しくご覧いただけますと幸いです。
『博多どんたく』とは?
博多どんたくとは、福岡県福岡市で治承3年(1179年)から続いているとされている伝統行事で、コロナ期間を経て3年振りの開催となりました!5/2は前夜祭、5/3,4が本番という3日間に渡るイベントです。私は今回『Moving e (ムービング イー)』という水素バスが3日のパレードで行進すると聞きつけて、お祭りへ駆けつけました。数年越しの開催ともあってすごい人込みで、人とすれ違うのもやっとなくらいでした。実は今回、博多どんたくの公式ページに『イベントマップ』というものがあり、どこで何の演目をしているのか、パレードはどこでやっているのかを教えてくれる地図があり、GPSと合わせて位置を確認することができました。方向音痴の私にとっては会場を巡りやすかったです!この記事に博多どんたく公式HPのリンクを添付いたしますので、ご関心のある方は是非ご覧ください!
『水素バス』とは?
前置きが長くなってしまいましたが、いよいよ本題の水素バスです。水素とは高校の化学基礎以降無縁になってしまった私と一緒に、水素バスについて学んでいきましょう!!
水素バスとは、文字通り水素を燃料として走るバスのことです。今回は福岡市の水素バスである『Moving e』の展示に焦点を当てて記事を書くので、水素バス自体についてもっと知りたい!という方は、私たちHxが執筆したこちらのページを是非ご覧ください↓
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水素バスの使命|Hydrogen to X (note.com)
水素バス『Moving e』
水素バス『Moving e』とは移動式発電と供給システムを兼ね備えた水素で走行するバスで、トヨタ自動車株式会社と株式会社本田技術研究所が共同で構築したものを、福岡市が世界で初めて導入しました。なぜ、福岡市が導入したのかというと、福岡市では水素社会の実現に向けて『水素リーダー都市プロジェクト』を推進しているからだそうです。そのプロジェクトとは、市民の生活排水である下水を処理する過程で発生するバイオガスから水素を作り、燃料電池自動車へ供給する”世界初”の水素ステーションの開設です。博多どんたくのお祭り期間中にバス内部を公開していたので、実際に見学してきました。その様子を共有します。
『Moving e』の展示見学後の感想
個人的な感想として、先進的な取り組みである『Moving e』と伝統行事である博多どんたくが融合してパレードを行進していたのが、とても素敵なイベントだったなと思います。水素バスはこれまで私にとってあまり馴染みのない存在でしたが、車内公開やスタッフさんの説明を聞いて、遠くない未来において福岡市民にとって親しまれる乗り物の1つになるのではないか、と明るい気持ちになりました。『Moving e』は現在お祭りなどのイベント時にしか使用されていませんが、いずれは福岡市民に愛用されるバスになることを期待しています!以上が『私と水素』の記事です。最後までご覧くださりありがとうございます!楽しんでいただけたのであれば、幸いです。
水素バスや福岡市の水素プロジェクトに関する情報はこちら!
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