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表情は何を表すのか

 表情を見れば、その人の感情がわかります。人を楽しい気分にさせ、元気にしてくれる人たちには、いつもストレスがなく、元気そうに見え、笑顔でプラス発想、人相がよく、そばから見て幸せそうに見えます。

 表情が明るければ、自ずと人が寄り集まり、たくさんの知恵がもたらされます。明るい暗いということを性格のせいにする人がいますが、赤ん坊の頃から暗い性格、または暗い表情などはあり得ませんから、毎日の考え方が表情に表れていることを自覚したいものです。

表情は急に変えられるものではありませんが、常日頃から、親しみのある、人から話しかけられやすい表情づくりを心がけることが大切だと思います。表情をよくするには・・・

◆自然に沿った生活をする
できるだけ自然を大切にすること。自然に反する生き方をすると、人相は急激に悪くなります。

◆人の悪口や欠点の指摘をやめる
他人が嫌がることをしないようにすることです。

◆他人が喜ぶことをする
日頃から、人が喜ぶことを考えて行動してみましょう。

この三つを心がけることで、人相はよくなってきます。
笑顔が多いというのは、やはり心の感度が高いということ、感じる力が強いということです。
この感度を磨くには、映画や音楽を観たり聴いたりすること、本を読むこと、人の話をよく聞くこと、好奇心をもつこと、言葉を大切にすることが必要です。
「国際武道会 アスリート道場 生活の心得」より引用

毎朝ウォーキングをしていて感じること。
同じルートでも見える景色が毎日違う。空に漂う雲の形や、道端に親子でくつろいでいる猫ちゃん、田んぼの水面を泳ぐアメンボ、草花の匂い、雨上りの日は葉についた雫が太陽の光に反射してキラキラと輝いていたり・・・。自然を体全体で感じながら歩くのは本当に気持ち良いですね。

その中で、時々すれ違うおばあちゃんがいます。
挨拶をしたら、続けて声を掛けて下さりました。
「朝早くから頑張るね。早起きだね。」

翌朝もお会いすることができ
「歩く時の姿勢がいいねぇ」
と。
毎回笑顔で声を掛けて下さる彼女は、穏やかで優しそうな表情。
声も柔らかく話し方もゆっくりで、表情や言葉遣いにお人柄が表れている感じがします。

挨拶は会話の始まりなんだなぁと。何気ない言葉だけれど、全く知らない方とも挨拶をきっかけに話が広がっていく。
言葉って不思議で、深くて広い。言葉にはその人の感情が込められている。

言葉を大切にする。
キャリアカウンセラーである前に、一人の人間として大切なことだと思っています。

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