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【独立後80日】10月お仕事振り返り

こんにちは、ユキッ先生です。
2021年の夏に20年の会社員生活を辞め、開業届けを出してから80日くらいが経った、未就学園児2人の母の、コンテンツプランナーです。

「2兆円か9000万円が欲しい」という願いを、こうして具体的に言語化していくことと、実家から届く野菜や果物を駆使した月水金土(日)の晩酌&料理習慣が、現在の心の支えであります。いやもちろん子どもたちもよ。

今月下旬は予想外に多忙を極めて、久々の更新になってしまいました。今回は近況と、「突然忙しくなって考えたこと」をまとめておきたいと思います。

▼図らずもこの記事がターニングポイントだった

前回のこの記事がとても反応がよくて、現在でもぼちぼちスキのお知らせが届いております。お読みいただいたかた、スキしていただいたかた、誠にありがとうございます。

その後、実質的には3つのお仕事に参加しつつ、多忙な日々を送っておりました。終日在宅ワークなのにランチを食べる間もなかったり、取材で毎日違う人に出会って話を聞いたり、ラジオ局勤務時以来の「洗濯機のなかの洗濯物になったような」バタバタぐるぐるの日々を過ごしておりました。

多忙なこと自体には耐性もあるので、子どもも含め体調も崩さず過ごせたのが何より。そして、15年ぶりぐらいに「一人で現場取材にじゃんじゃん出かけ(られ)る人」として、内側から底力と充実感が湧き上がる感覚を味わっています。

PCの前で企画することも書くことも好きだけど、自分とはまったく別の背景を持つ生活者と対面して、生きかたや考えかたの振り返り、意図の話を共有できるのは、私にとって本当にいい刺激になりますね。このあたりの感性は、社会学ゼミのフィールドワーク仕込みです…。

▼収入額は発展途上だよ!

さて、実際の多忙さと充実感とは裏腹な、収入はこんな感じでした。

うーん、覚悟はしていたけど、生活していくにはまだまだ厳しいぞ!!!!!!

まあようやく仕事量が「フリーのコンテンツプランナー」を躊躇なく自称できるレベルには達したと思うので、収入は発展途上ということで。

収入を増やすのためのポイントは比較的見えており、何よりありがたいのが、各プロジェクトにジョイン(この単語を自主的に初めて使う40代)する前に、それぞれのクライアントには擦り合わせし理解をいただいていることです。

年内いっぱいはこの方針で進めていく予定です。

①11月は各お仕事に慣れて、クオリティーとスピードを上げる
②単価が低いライフワークは、12月以降はミニマム本数を決めて共有する
 細く長く、参加するスタイルにシフト
③チャレンジワークに割くリソース(時間)を増やし
 積極的に企画提案していく
④ライフワークよりもチャレンジワークで
 安定的に成果を出せるようになったら、ライスワークも調整する

▼仕事の「やりがい」と「大変さ」は収入には一切関係がないよね

で、実質1か月ほどのパラレルワークで実感したのが、見出しの通り、仕事の「やりがい」と「大変さ」は収入額には無関係ということです。

我々、と主語を敢えてデカくしますけども、いつからそれを勘違いしていた(させられていた)のでしょうか? 上記の勘違いが適用されるのは、日本で国内資本の企業に勤続していて、なおかつ業績が悪くない企業の10年目正社員ぐらいまででしょうね。あるいは公務員とか。それでもそんな環境もうほとんど残ってないと思うな。けっこう限定的だと思うし、何ならいまや幻なのでは?

といって、大学時代は多種多様なアルバイトをやってましたし、社会人になってからもいろんな人や仕事の行く先を見てきたので、頭ではわかっていましたが、家庭を持ったり、同級生たちの進路や現在の生きざまを見ていますと年々その事実を実感します。
さらに自身が勤め人でなくなった瞬間に、深く身に染みてきた次第です。

何をいいたいのかというと、いまこうして好きなことを仕事にし、身を粉にして働いても、その対価は「30歳で35年住宅ローン組んで購入した都心1LDKの家賃収入に満たなかった」ということです。家主としては今月「貸している部屋の設備の一つが、入居者責任で壊れて総入れ替えをする」という案件が発生しましたが、賃貸管理会社の担当のかたが動いてくださり、私が実質稼働したの2時間ぐらいではないでしょうか。ザ・不労所得、ザ・権利ビジネスですよ。

なので、子どもたちには、そもそも仕事選びの前に、まずは「国・地域」でそのあと「(日本なら特に)雇用形態」、「業界」>「業種」をどう選択するかが大事だよと伝えたい。仕事選び以前のレイヤーの可能性を広げておくことが、いま親ができる教育なのかなあと、夜のヘロヘロの脳で癒しの安いお酒を飲みながら、考えておりました。

▼街角でお姉さんにナンパされ着いていったら1時間で3000円もらった話

そして大いなる余談ですが、今月もラストに差し掛かった頃、こんな体験をしました。

取材帰りにビジネス街を歩いていたら、「こなれ感」(女性ファッション誌用語)でスーツを着こなしつつも柔和な印象の(私よりも)お姉さんに声をかけられました。よく名の知れた会社のかたで、話を聞くだけでギャラが出るというので、案内されるまま彼女のオフィスについていって話を聞いた結果、即金でお金をもらったのです。

これは「保険会社の女性営業職による人材スカウト」というやつで、ググってみたら大手の保険会社がそこそこやってる手法なんだそうで。私はこの記事でも書いた通り、保険のおばちゃんを精神的なメンターにしてる部分があるので、抵抗感なく受け入れてしまいましたw

そこそこ個人情報握られるし、興味ないです、と1回できれいにサヨナラできるものではなさそうだし、リスクもあるんですが、そういうシステムがあるんだなということは貴重な学びでした。あと、そういう業種に向いてるように見える、というのもある意味納得できました。あのとき珍しくジャケット着ていたしな。スウェット素材のやつだけど。

▼まとめ:11月は祝日が2つあるので

長かった緊急事態宣言が明けて、思いのほか対面取材もしやすくなったし、日々直面する課題を解決ないし突破していくだけで楽しいです。が、やはり祝日のない10月に3つのお仕事が同時に始まったことは、40代の身にはそこそこ堪えます。

あと、実は10月は私以上に夫が多忙で、夜半前に帰ってきて早朝5時には起き、土日も家に不在がちというライフスタイルでした(ちなみに土日は一人を連れて行ってもらう形で育児負担は偏らないようにしており、事情や行動範囲は互いにすべて共有している)。
平日ワンオペきついけど、二人もちょっとずつ成長していて、ひとまず本日まではなんとかなってますね。11月に入ると夫の繁忙期は収束の見込みです。

11月は祝日が2つありますし。保育園行事も感染対策に配慮しながら復活しつつあるので、まずは私と家族の健康第一を目標に、お仕事のバランスを探っていく月間です。
12月には1年ぶりの子連れ帰省も予定しているので、そこへ向けてなんとか走り抜けていこうと思います。

おしまい。


カバー写真 / 実家あたり、夕方に土手を散歩してる豆しばMIXのモモ(2013年)

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