【試験振り返り】英検準1級 一次試験(2023年度 第1回)
はじめに
英検(実用英語技能検定)|公益財団法人 日本英語検定協会 (eiken.or.jp)
6月4日(日曜日)に実施された「実用英語技能検定 準1級」の一次試験について、私も受けてきておりました。そのことについて色々と思うことがありましたので、以下に実感等を簡単にまとめることといたします。
なお、こちらの記事は以前別のブログで投稿したものの転載となっております。
試験を終えた感想
結論から申し上げると、ボーダーラインを越えていれば良いかな、というくらいには考えています(ただし、下記の通り、通過は絶望的です)。
できたところとできなかったところの差が激しいように感じており、今後は課題の克服に時間を費やした方が良いと思っております。
良かったところ
過去に「TOEIC L&R」の対策等で培ってきた英語力は十分活かすことができたと思います。特に、リスニングの会話問題(Part1)やリアルライフ問題(Part3)については、初受験にしては良くできたと思っています。
長文読解については、割くことのできる時間も「TOEIC L&R」に比べると余裕が持てた分、じっくりと腰を据えて回答に当たることができました。また、「TOEIC L&R」と違ってメモOKだということもあり、全体的に取り組みやすかったです。
良くなかったところ
語句補充問題については、「TOEIC L&R」よりも求められているレベルが高く、幅広い語句を知っておく必要があるように思っています。こればかりは、数多くの模擬問題を解いて実力を高めていくしかないですね。
リスニングのうち、長文ナレーション問題(Part2)については、もっと慣れる必要があると思っています。Part1についても同じことが言えますが、問題文が書かれていないのが地味に辛く感じています。従って、話を聞きながらサッとメモをとったりあたりを付けたりするようにする必要がありそうですね。
ライティングについては、見よう見まねでやろうとするだけではうまく行きそうにないですね。こちらも理論だけでなしに、もっと場数を重ねる必要があると思いました。
自己採点結果
旺文社の解答速報サービスにて自分の答案を自己採点してみましたところ、やはりリーディングとリスニングに大きな開きがありました。ライティングの結果次第ですが、おそらくボーダーラインを下回っていると思われます。
リーディングについても、ところどころ取りこぼしているところがございます。そのため、次回以降に向けて、実力をさらに培っていきたいと思っています。
【参考】パート別の正答率
ボーダーライン(7割)を上回っているものについては太字としています。
【筆記 1】 80%
【筆記 2】 66%
【筆記 3】 100%
【リスニング Part 1】 75%
【リスニング Part 2】 25%
【リスニング Part 3】 60%
自己採点を終えて
筆記3(長文読解・解釈問題)については全問正解ですが、今回についてはただの気休めにしかなりません。もっとリスニング力を伸ばしていかないと合格は望めないでしょう。残念ですが、頑張るしかありません。
今後の勉強の方針
準1級レベルの英単語・熟語だけでなく、1級レベルの英単語・熟語も積極的に覚える。
準1級や1級のレベルで必要とされるエッセイをきちんと書けるよう、努力を積み重ねる。
英語を聞きながら、話者の言っていることの要点をきちんとまとめていく技術を身につける。
今の勉強の状況をもっとわかりやすく把握できるようにする。
【追記】一次試験合格しました
6月19日に合格発表が実施されました。そして、無事に合格しました!
全体的にまんべんなく点数が取れており、なんとかボーダーを上回っている印象です。上記の自己採点が間違っていた可能性もありますが、ともあれ結果よければ全てよし、ということですね。
もちろん、ここがゴールではなく、二次試験も突破しないといけません。そのために、今日からスピーキングや英語表現の練習を中心に行っていけたら良いな、と思います。