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地域で楽しく暮らす!地域で活動する若者の横顔①

地域のプレイヤー不足が喘がれる昨今ですが、地域で活動する若手プレイヤーも目立つようになってきているなと感じます。

地域で活動する若手プレイヤーの存在をもっと知ってもらおうということで、地域で活動する若者にインタビューを行いました。

今回の企画では鳥取と島根で活動する若者をそれぞれ1名ずつインタビューを行い、その内容を2本の記事に渡ってお届けします。

1本目の今回は島根県雲南市を拠点に活動する磯橋徹さんにお話を伺いました。


会社員の傍ら、地域に根ざした活動をする

磯橋:「普段は出雲市で会社員をやっていて、休日に雲南市大東町を拠点に、『青空珈琲部』として、靴磨き、古着販売、珈琲販売の3本柱で『青空マーケット』というイベントの企画運営や、他のイベントへの出店を行っています。」

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『大東にこんな若者がいるんだ!と思ってもらえるように、自分たち自身が楽しみながら活動を続けている』と磯橋さんは話します。

磯橋:「ある古着屋のオーナーさんに紹介してもらって、僕は途中から『青空珈琲部』ジョインしたんです。彼ら3人はその時点ですでにイベントを開こうと動いていて、自分より少し年上だったので、かっこいいお兄さんみたいな存在でした。」

元々、『20代前半で大きなイベントを開催したい!』とぼんやり考えていた磯橋さん。彼らに惹かれて、気づいた時には一緒に活動するようになっていました。

磯橋:「僕自身は写真が好きということもあって、活動写真を撮影したり、SNSの運用をしたり広報を担当しています。」

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出雲に帰ってきた理由

大学卒業後すぐに出雲市にUターンした磯橋さん。なぜ出雲を選んだのでしょうか?

磯橋:「今の時代に逆行するような感じもありますが、好きなことを仕事にするというより目の前のことをやっていれば将来、何かにつながると信じているんです。」

特にやりたいこともなかった大学時代、貯めたお金で飛び出した世界一周を経て、大きな自信をつけたと磯橋さんは話します。

磯橋:「行き先もほとんど決めずに世界一周に飛び出したので、行く場所行く場所を楽しむことが大切だと気付かされて、これは人生においても一緒なんじゃないかと思うようになったんです。卒業後にやりたいこともそこまで見つからなかったこと、親が自営業であることもあり、いまある環境で働こうと決意して、出雲に帰りました。」

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たくさんの人に出会いたい

関西の大学へ出ていた磯橋さん。関西では面白いことをしている人にたくさん出会いましたが、出雲にも面白いことをしている人はいると感じているそう。

磯橋:「僕は人と話すのが好きなので、面白い人たちともっと話がしたいので、たくさんの人に出会うために、自分たちでそういう場を作っちゃおうということで活動しています。仕事とは全く分けていて、数ある趣味の中の一つとして、いい距離感というか温度感で休みの日を活動にあてられています。」

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『地域を盛り上げよう!』はなく、『参加者も一緒になって楽しめるような活動の場を作ることが大切』と磯橋さんは続けます。

磯橋:「地域を盛り上げようという一方的なエゴではなく、みんなで作り上げていくことで地域が良くなる思っているんです。せっかく出雲大社のような観光地があったり、自然が豊富にあるので、もう一つや二つ、出雲の魅力をつくっていけたらいいなと考えています。」

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文:森田悟史
写真提供:磯橋徹


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