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26&27/100 『マダムだもの』&『聡乃学習』小林聡美

小林さんの作品は
これまで何本か観てきた。
子供の頃 『やっぱり猫が好き』が
大好きだったし
映画『かもめ食堂』も『めがね』も
『プール』も何度も何度も見返すほど
好きな作品だし
『パンとスープとネコ日和』というドラマもすんごく好き。
(Amazonプライムで観られなくなって残念)
たまたまAmazoプライムで見つけた
『紙の月』という映画の小林さんも
すんごくよかった。
だけど小林さんの本は読んだことがなくて これが初めて。
小谷実由さんが インスタに
載せていたのを見て即ポチった。
20年ほど前の小林聡美さんのエッセイ
『マダムだもの』。
古さをまったく感じないし
スルスルと読めた。
で 最近の作品も読んでみたくなり
調べたところ2019年に出版された
『聡乃学習』というのが出てきたので
ポチって読んだ。

『マダムだもの』は小林さんが
30代の頃のエッセイで三谷さんとの
結婚5〜6年目のお話。
『聡乃学習』はお一人になられた
50代のエッセイ。
タイトルは 聡(サト)乃(スナワチ)
学(ワザヲ)習(ナラウ)と読む。
『聡乃学習』の帯に
「今やりたいことはやっておかなくては。」とあった。
ホントにそうだと思う。
年齢がどうとか周りの目がどうとか気にしている場合ではない。
私は 37歳だか38歳だかのときに病気で仕事を辞めた(現43歳)。それからしばらくは
そんな自分が情けなくて恥ずかしくて閉じこもっていたけど
急に開き直ってやりたいことをやり始めた。
DVD上映会を開催してみたり
イベントでパジャマでお菓子を投げてみたり(どんなイベントだよ) 大好きな方のYouTubeに
出させてもらって 本気のラジオごっこをさせてもらい それに味をしめて
インスタライブで毎週ラジオごっこなんかしたりした。
その後しばらく閉じこもりたい時期が訪れ誰にも会わず(仕事関係者以外)
暮らしていたら コロナで世界がいろいろ大変なことになり 閉じこもりたい時期を過ぎても閉じこもる生活を余儀なくされた。
そろそろまたなんか
パーッとやりたいかもみたいな
気持がムクムク湧いてきている。
その「なんか」はまだよくわからないけど。
とにかく今は カバンやミサンガを黙々と編んでいる。なにになるわけでもないが
編みたくてたまらなくて編んでいる。
ブレスレットメーカーなんてものも
思わずポチってしまった。(届くの楽しみ♪)
ミサンガが流行った中学生の頃に戻ったような気持と ボケ防止にとアクリルたわしを編みまくる
おばあちゃんになった気持の両方が混在している。

まぁ そもそも私は一般的にみたら
(最近 一般的とは?とか普通とは?とか
思ったりもする)
やりたいことをやってきたほうだと思う。
とはいえできてないこともいろいろある。
そのうち そのうちと先のばしに
していることの多さよ…。

小林さんのエッセイを2冊読んで思ったのは
なんというか エッセイも小林聡美さんだということ。
私は小林さんの演じている姿しか見たことがないのに 不思議と 
あぁ 小林さんっぽいエピソードだな
と思えてしまう不思議。

例えば 田村正和さんの演技が
すべて田村正和さんであるように。
木村拓哉さんの演技が
すべて木村拓哉さんであるように。

小林聡美さんは小林聡美さんだなと思った。
田村さんと木村さんは
超クセあり系で小林さんは
ナチュラル系って感じだけど。

そしてやっぱり好きだなと思った。

『マダムだもの』での当時のオット三谷幸喜さんとのエピソードを読み 思わず
三谷さんのエッセイもポチってしまった。
(最近 ポチポチしすぎている)
こちらも読むのが楽しみだ。


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