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入院までに調整したこと

今回は乳がんで入院する時までに調整が必要だったことをまとめました。頭がパンクしそうになりながら必死で折り合いをつけていった内容ですが、何かの参考になれば嬉しいです。

職場の上司への報告

育休から職場復帰をして間もない時期だったのでとても言いづらい状況だったのですが、がんの宣告を受けてから割りとすぐに上司には報告していました。というのも、私の代わりとしてまた新たに人材を確保するためには、採用枠を設けて人材採用をしていくのにある程度の時間がかかるからです。
言いにくい事ほど時間だけが経ってしまうものですが、職場のことを考えると私は早めに言って良かったと感じています。

引継書作成

入院日が決まったら、仕事を休むタイミングと今受け持っている仕事を誰に引き継ぐか等の調整が必要になります。それを誰が見ても分かるように一覧で表にまとめて、最終出勤日には全員にメールで送信できる状態にしていました。

保育園への調整

次に保育園への調整が必要になります。これまでは私が自分の時短勤務に合わせて朝夕とも子どもを送迎していたのですが、これからは夫に全てお願いしなくてはいけません。となると、勤務時間が長い夫に合わせて保育時間を変更してもらう手続きが必要となりました。保育園の先生に事情を説明してから、必要書類を提出し変更手続きをしました。

夫の保育園の送迎練習

うちの夫は今までに一度も保育園の送迎をしたことがありません。入園式もコロナで参加ができなかったので、これを機に全てイチから練習してもらいました。

ちなみにうちの子どもはまだ1歳なんですが、保育園の方針で朝預けるときに親が布オムツに履き替えさせたり、洋服やトレパンのストックを補充したり色々仕事があります。今回は夫にもそのやり方を覚えてもらう必要があるので、実際に保育園で横についてもらいながら覚えてもらうようにしました。

保育園の準備物の引継ぎ

保育園の準備物って意外と多いんですよね。うちは毎日の準備物を忘れないように紙に書いて壁に貼っておくことにしました。入院前に一度夫に自分で準備してもらい、抜けがないか確認してもらいました。

子供の薬と投薬の仕方の引継ぎ

子どもが小さいうちは毎週のように風邪を引いてしまいます。我が家はこの時も子どもの気管支炎が長引いていて病院で薬をもらっていたので、薬の内容や投薬の仕方、また病院にかかる時に必要となる保険証や医療証・診察券を渡して引き継ぎをしました。

食事の作り置き

夫の食事に関してはさすがに手が回らなかったため、子どものご飯とおかずを何種類か手作りして冷凍パックに詰めておきました。

夫も仕事と家事育児で子どもの食事には手が回らないだろう・・という気持ちと、夫と子どもに対する「ごめんね」という気持ちがこれで少し軽くなるような気がしました。

手伝いに来てもらう義母へ挨拶

入院中は義母に遠方からはるばる来てもらうことになりました。最近はコロナ禍であまり会える機会がなかったのですが、今回は義母のワクチン接種が終わって一段落ついたところだったので、私も安心してお願いすることができました。
それに伴って義母に使ってもらう布団シーツを新調したり部屋の片付けをしていきました。

ファミサポ登録・顔合わせ

退院後、私の体力が回復するまでは夫に子どもの保育園送迎をお願いするか、ファミリーサポートセンターにお世話になることを予定しています。

ファミサポに登録してサポートをお願いすると、紹介して頂ける方と顔合わせの時間を作ってもらえます。我が家は時間がなかったので退院後に行う予定ですが、できるなら入院前に済ませておくとサポート開始まで余裕があると思います。

病児保育登録・事前利用

子どもが熱を出した時は私と夫が交互に仕事を休んで看病していましたが、私が対応できない事で夫1人にずっと仕事を休んでもらう事は難しくなります。
義母も手伝いに来てくれてはいますが、普段から子供と接しているわけではないので病気の子どもの扱いはできません。
そこで病児保育に登録して事前に利用しておくと、全体の流れが分かります。私が入院中に万一子どもの具合が悪くなっても、夫が病児保育の預け方を分かっていれば一応安心して任せられるようになります。

入院グッズ準備

最後にようやく入院に必要なものを準備していきます。病院から指示された持ち物のほか、おやつや好きな飲み物、暇つぶしグッズを持っていきました。
ちなみにAmazonのプライム会員に登録している場合は、自宅で好きな映画などの動画を先にダウンロードして行けば、Wi-Fiが無い病院でもゆっくり映画鑑賞ができます。


このような感じで怒涛の入院調整をしていたので、正直私は病気のことに落ち込んでいる暇がありませんでした。
今となってはこの忙しさが逆に良かったと思います。
まだまだ忙しい日々が続きますが、これはこれで面白い人生歩んでるな、と前向きに捉えています。

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