Cinestill LIfe vol.1 Cinestill 800T
湿った匂いがして、休日のうたた寝から目を覚ます。いつの間にか日は落ちて雨が降り出していた。急いで洗濯物を取り込まなければ、そう思いベランダに行くと、すでに衣服からは水滴が滴っていた。
やれやれ。ため息をついてから、洗濯物をそのままに部屋に戻る。地面を打ちつける雨の音が次第に強くなり、室内を湿気が包む。次第に水滴がリズミカルな音を鳴らし、心地よく感じた。雨を楽しむのも悪くないかもしれないな。そう思い、ドアノブに手をかけた。
こんばんは、Y2です。
今回は僕の一番好きなフィルムであるCinestill 800Tについてお話ししていこうと思います。
・Cinestill 800Tって?
かなりざっくりですが映画のような写りがするフィルムで青味が強く出るものです。感度が800なので夜にぴったりですね。
ちょうど一年前にこのフィルムに出会い、僕は以前からよく撮っていた雨の日に持ち出してみることにしました。梅雨時でよく雨が降っていたと思います。そんな雨降る夜の写真をご覧ください。
場所は中之島から北新地周辺で全てcontaxT2で撮影しています。
スタートは北新地
ビニール傘と街灯とタクシーという大好きなシチュエーションに急いでカメラを構えたのを覚えています
場所を移して中之島へ
雨の日はつい家にこもりがちですが、こうして写真を撮りに少し散歩をするのもオススメです。今まで何気なく見ていた景色を雨の日にじっくり時間をかけてみてみると思わぬ発見があるかもしれません。
写真はそんな些細な変化を捉えてくれます。
Cinestill 800Tで写した写真はまだまだあるので、順番に紹介していこうと思います。場所や条件、機材によってもまた違った写りを見せてくれるので楽しみにしていてください。
(雨の日にカメラを持ち出すときは機材が壊れないように十分に注意を払ってください。傘を差しながらやカバーをつけて撮影する、濡れたらすぐ拭く、帰ったらすぐ防湿庫へ入れることを推奨します)
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