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夫が駐夫になった

どうも!ヨシサキです。

4月は入学、就職、異動など、しばしば環境が大きく変化する季節です。
そして我が家でも、4月に大きな出来事がありました。
夫が配偶者同行休業制度を利用し、インドネシアにやって来たのです。
夫が駐夫になるなんて貴重な経験なので、今の率直な気持ちをまとめてみました。

夫が駐夫になって楽しみなこと

海外で暮らす面白さを夫婦で味わえること

何よりもまず楽しみなのは、海外で夫婦生活を送れることです。
2020年にインドネシアに赴任して以降、一人でもそれなりにグルメや趣味や旅行を楽しんできました。でも、新しいもの・新しいことに心動かされるたびに、「これ夫にも体験してほしいな」「夫だったらどんな反応するだろう」と考える自分がいました。
夫が来てからは、何気ないことでも一緒に体験できる喜びを感じるようになりました。一人だったら迷わずタクシー使ってた道のりを一緒に散歩してみたり、一人では行こうと思わなかったモールを一緒に探検したり。
刺激だらけのインドネシア生活を夫と共有できるのが、私の今一番の楽しみです。 

駐夫という生き方を隣で見られること

夫が妻の仕事に帯同するケースはまだまだ珍しく、もちろんインドネシアでも駐夫はかなりレアです。
なので帯同生活を始めて数週間、夫からは仕事では経験できないような珍エピソードを聞くことが多いです。航空便の受け取りで引越し業者に駐在員と勘違いされ、いくら説明しても労働許可証を求められた、駐妻に囲まれてインドネシア語レッスンを受け始め、配偶者の仕事を紹介するところから自己紹介がスタートした、などなど。
隣でユニークな人生を歩んでいる夫がいるというのは、それだけで面白いな、と帯同生活数週間経って気づきました。

夫が駐夫になって不安なこと

世帯収入が減ること

夫は家族ビザでインドネシアに来ているため、ビザのルール上インドネシアで仕事はできません。また、休職中は給与が出ないどころか、社会保険上の扶養にも入れず、社会保険料を払い続ければなりません(つまりマイナス収入)。
駐在中は赴任手当が支給されるので、特にインドネシア駐在中は困ることはないのですが、きっと貯金はできないだろうな・・・と帰任後の生活にそこはかとない不安を感じます。

家計の変化が夫婦関係の変化につながること

物理的な収入の減少以上に不安なのは、夫婦間のお金のルールが変わることです。
これまでは夫婦共働きだったため、お互いがお互いのお金を自由に使い、共通費用も全て割り勘にしていました。それが一時的にも収入源が自分の給与だけになるため、お金のルールを見直さざるを得なくなったのです。
さらに、これまで平等だった家事をどこまで夫に任せていいのか、という点も議論の的になりました。共働きの頃は明確かつフェアだったお金と家事の分け方がひどく曖昧になったのです。
ここはこれからもちょくちょく揉めるだろうな、それでもお互いがもやもやしなくて済む最適解を模索していくしかないんだろうな、と感じています。


最後のトピックが若干長文になり、楽しみより不安の方が大きいのではないか、と誤解されかねない記事になってしまいました 汗
ただ、一度きりの人生で夫婦海外生活を経験できるのは、かなり貴重であることは間違いないので、まずは今の暮らしを思いっきり楽しみたいな!と思ってます。

今日はここまで!Sampai jumpa lagi~


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