ゴルフだけじゃない！インドネシアでのアウトドアな趣味探し② 海釣り編
ついつい引きこもりがちなジャカルタ生活。アウトドアな趣味を発掘したい。でもゴルフだけは避けたい・・・。
ということで前回は乗馬体験をレポートしました。
そして今回紹介するアクティビティは・・・ずばり！
海釣りです！！
ちなみに私は海釣りどころか釣りもほぼやったことがありません。釣りの思い出といえば、どこかの無人島でリュウグウノツカイを釣ったくらいです←
そんなド素人の私ですが、今回大学OBのお誘いでジャカルタ近郊での海釣りに参加することになりました。
海釣りに参加するにあたって私が掲げた目標は次の二つです。
・一匹でもいいから魚を釣る
・船酔いでグロッキーにならない
ではさっそく海釣りの一日をレポートしたいと思います！
海釣り体験レポート
２：００ 起床。早朝というより深夜ですが、「日本時間なら朝４時だから大丈夫」という謎の自己暗示をかけて気合で起きます。船酔いした時に悲惨なことになるらしいので、朝食は抜き。日焼け防止で肌の露出を極力抑えたスポーツウェアに着替えます。こんな時のために母親のテニスウェアを一部もらっておいて本当に良かった。
２：４５ アパートを出発。車でジャカルタ北部の港に向かいます。外は真っ暗です。ドライバーさん、こんな時間から運転してくれてありがとう・・・。
３：４０ 港に集合。参加者は私のほかに６人でしたが、OB含め皆さん初対面だったので、簡単に挨拶をかわします。今回はいろいろな会社の釣り好きが参加している感じでした。船に乗船する前に、みんなで酔い止めの薬を飲みます。
４：００ 出港。船には参加者のほかに、インドネシア人の船長と船員２名が乗っています。釣りのスポットまで１時間半～２時間かけて移動するため、しばし休息。場所によっては結構波しぶきがかかってくるので、それぞれ濡れないポジションを探します。
５：３０ 夜が明けてきました。きれい。
後から聞いたのですが今回は普段より波が強かったらしく、他の方は若干船酔い気味だったようです。私はそもそも普段を知らないので、「バイキングみたいで楽し～」とはしゃいでいました 笑
６：００ 釣りの準備が始まります。といっても私には何もできないので、船員が釣り竿の確認やえさの取り付けをやってくれます。えさはエビやイカでした。
６：３０ ついに釣り開始です。釣りスポットは船長が魚群探知機と長年の勘？で決めます。船員が釣り竿のおもりの沈め方やリールの巻き方、釣り竿の持ち方などをジェスチャーで教えてくれます。
実際に釣り竿を持ってみると、予想以上に引っ張られる感覚。釣り堀で使うような糸を垂らすだけの釣り竿と異なり、糸の長さもめちゃくちゃ長いし、おもりもついているので、おもりが波に流されるだけで竿がしなり、魚がかかっているように錯覚してしまいます。
でも時々釣り竿がピクッてなるんですよね。波による等間隔の引っ張りとは別の感覚です。OB曰く「反応があってもすぐにリールを巻かず、２回目で巻くといいよ」とのアドバイスをいただいたので、言われた通り２回目の反応で巻きます。
しかし海釣りの釣り糸ってすごく長い！125ｍくらい垂らしているので、巻いても巻いても終わりが見えません。巻き始めてから気づいたのですが糸に色がついていて、25ｍごとに色が変わるので、あとどれくらい残っているのか分かります。ありがたいような苦しいような・・・
しばらく巻いていると、魚の影が見えてきました！20cmくらいの小さな魚でしたが、私にとっては第１号です。魚の取り外しも船員さんがやってくれます。至れり尽くせりです。
その後は釣りをして釣れなくなったら移動して、の繰り返し。おもりを沈めると比較的すぐに魚が食いつくのですが、だんだん釣り竿を持つ腕が疲れてくるので、かかった反応に気づきにくくなります（笑）しばらくして巻いてみると、えさは食われた後・・・ということがしばしば起こります。
１１：００ お昼になると船員さんがインスタントラーメンを作ってくれました。釣り中はあまりお腹が空かなかったのですが、ずっと釣りをしていても腕が疲れるばかりだったので、いい休息になりました。
１１：３０ お昼を食べ終わったら本日最後の釣りです。おもりを沈めて少ししたら、反応が。しかも巻き始めてから気づきましたが、相当重い！
でも単純に腕が疲れているだけかもしれないし、重いと騒いで引き上げて小さい魚だったら非常に恥ずかしいので、小声で「無理～もう無理～」といいながらリールを巻きます。「リュウグウノツカイを釣り上げるなんて幻想だ、あんなものかかかったら一瞬で海に引きずり込まれるわ」などとどうでもいいことを考えながら死に物狂いで巻きます。
そして・・・
この日一番の大物を釣り上げました！ビギナーズラックってすごい。
最終的に初心者の私でも10匹くらい釣ることができました。目標大幅達成ですね。他の方も10匹以上は釣っていたと思います。釣った魚はこんな感じ。正直何の魚だか素人の私には全然わかりません 笑
そして釣りの後は・・・
海鮮祭り！！
鍋、フライ、煮つけ、焼き魚、寿司・・・私が最後に釣った魚は刺身になりました。そのままでも美味しかったですが、鍋にちょっとしゃぶしゃぶしてポン酢で食べたら最高でした。
この頃になるとメンバーもだいぶ打ち解けていて、海鮮料理に舌鼓を打ちつつ、釣りの話や職場の話で盛り上がります。振り返ってみると釣りって初対面同士でも無理に話を盛り上げる必要がないのがいいですね。釣りが始まると自然と会話が弾んできます。
今回は主催者の方が船のレンタルや船員や料理人の手配等進めてくださいましたが、内容は添付の釣り船サービスに近い感じでした。価格も載っているので参考にしてみてください。
日本でも手ぶらで海釣りが体験できるツアーもあるようですが、インドネシアだとえさの取り付けから釣った魚の取り外しまでやってもらえるので、初心者が参加するハードルがより低いと感じました。
乗馬のように一人でできる趣味も気楽でいいですが、海釣りもまた機会があれば参加したいと思います！それでは、Sampai jumpa lagi～
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？